コピー (3) ~ b1 東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所             OLD Daiwa ! PHANTOM-MAGSERVO

東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所            

もっと自由に もっと深く 人と魚との出逢いを求めて。

OLD Daiwa ! PHANTOM-MAGSERVO

phantom MAG gs10
ダイワ ファントムマグサーボ GS-10
先日、ふらっと入ったリサイクルショップで、少年時代の僕に出逢ってしまった。
あの頃みたいに、何時かこのリールでバス釣りがしたい・・・そう思ったら居ても立っても居られず、手に入れてしまった。

1982年、ファントムマグサーボSSシリーズが、電磁誘導ブレーキ、マグサーボを纏い鮮烈にデビューする。
「釣りキチ三平」のアニメ放映があった頃、そのCMが盛んに流れていた。
少年達の憧れはもちろんSSシリーズだが、定価15000円のリールをそう簡単に買えるはずもなかった。

ファントムシリーズはアメリカのダイワブランド名で、僕的にはベトナム戦争で使用されたアメリカ海軍の全天候型戦闘機、F4 ファントムⅡを連想させる言葉であるが、幽霊、亡霊、幻想、幻影や幻を意味する。

僕等にとっても、手に入らないまま、大人になってしまった幻のリールでもある。

そして、その廉価版が、このGSシリーズ、少し遅れて1983年頃からの発売と記憶している。
GSシリーズの価格は一万円を切っていたから、何とか手に入れられそうな存在のリールだった。
当然、僕も手に入れてバス少年をしていたのだけど、何時かはABUっていう憧れの中で、少し使っただけで、躊躇いも無く手放してしまった。

僕が初めてバスを釣ったリールは、間違いなく「ファントムマグサーボ」であるのに、二度とそのリールを手にすることが無かった。

30年後、そんなリールに再会するなんて・・
色々な思いにワクワクしながら、家に持ち帰り、OHを施すべく、ハウジングを開けてみると、その内部の機構を見たとたんゾクっときてしまった。

この構造を、隅々まで僕は知っている、バラす手順も迷い無く、次々にパーツを外す事が出来る。

当時は悩みながらバラして、間違えては、組みなおすを繰り返していたリールだけに、僕はリールメンテナンスの基本をこのリールで覚えていたのである。

さて、このリール、30年の時間をどうすごしてきたのだろうか?

まず、不具合であった、ノイズと逆転、その原因を探すべく内部を観察する。

その原因は直ぐに理解できた。

クラッチのリバースロックの銅板が、どういう訳か間違えて組まれていた、この組み付けを間違えると、予期せぬ逆転と巻き上げ時に激しいノイズを生む。

憶測だが、購入されて割と早い段階で分解され、組み付けに失敗して不具合発生、そのままお蔵入りしたリールなのだろうか?

経過年数の割に、外見の損傷は少なく、外装のビス留め部にのネジのメッキ部に青錆びが見られる程度で真鍮ブラシで一本、一本、磨くと輝きを取り戻した。

内部のアルマイトの腐食なんかはないから塩水で使われた形跡も無い。
各部のガタも少ないから、実釣上問題無いコンディションである。

このリールがあると、あとはスピードスティックかスーパーパルサーのFBシリーズが使いたくなる。
ルアーは、バスハンターやウッドマックあたりかな・・と、しばし、少年時代にタイムスリップした感覚になる。

今日は冬型で肌寒く、北風の強い日だった。
暖かなコーヒーでも飲みながら、古い釣り道具で遊ぶのも、有意義な過ごし方と思う。

今夜は、現実の釣りに戻って、筑後川の有明鱸に逢いに行くつもりである。
釣れれば、釣行記、釣れなければ・・また再挑戦かな。

テーマ:バスフィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2012/11/14(水) 12:51:01|
  2. 大口黒鱒用道具
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
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コメント

こんにちは。
懐かしいです!。私は遠心ブレーキ型を購入しました。ブレーキの小さなコマみたいなのを、よくあちらこちらに転がらせて探してました。これにグラスロッドのフジスピードステック2ピースを組み合わせて。今思えば、よくこんな重たい竿とリールを振り回せてたものだと。糸は当然ストーレーンの黄色。ルアーはヘドンとフレッドアボーガストとエバンスのトップウォーター5/8OZ。まるで戦艦の砲撃戦の如くに水柱揚げて着水させてました。それで釣れたりしたものだから不思議です。
  1. 2012/11/15(木) 00:47:45 |
  2. URL |
  3. x68000 #-
  4. [ 編集 ]

Megaceryleさん、おはようございます。

懐かしのタックルに巡り合え、衝動買い・・・
そのドッキリ・ワクワク感、解りますねぇ~

分解、メンテナンスも、子供の頃に夢中で組み立てたプラモデルに近い感覚があります(笑)

リールひとつで想像をふくらませ、ヒットシーンまで描いてしまう 楽しいひと時ですね。
  1. 2012/11/15(木) 08:56:22 |
  2. URL |
  3. cami #-
  4. [ 編集 ]

懐かしい・・・!

こんばんは。
思わず、涙が出そうになります。
マグサーボ、ファントム、バンタム、ミリオネア・・・
ABUが全盛だった時代に、日本のベイトリールのさきがけだったように記憶しています。
ショーケースの中にあっても、手が出ませんでしたが・・・
ちなみに、僕はスピンキャストも使っていました。
当時のベイトはバックラッシュも多かったので^^;
そういう意味でも、マグサーボの登場は画期的でしたね!
  1. 2012/11/16(金) 20:12:29 |
  2. URL |
  3. しげ #e6ZOnptg
  4. [ 編集 ]

マグサーボ?

確か3グラムのバルサミノーをフルスゥイング出来る!とかなんとかって広告だったような?(笑)
当時は、ラパラとか投げるのに苦労したもんですから(笑)
マジか?と思いました。
スピニング使えば楽なルアーもベイトで投げてた僕達でしたね(苦笑)
  1. 2012/11/17(土) 12:53:44 |
  2. URL |
  3. 熊谷のPB2 #-
  4. [ 編集 ]

x68000さん

コメントありがとうございます。
ファントムの遠心ブレーキブロックは、釣り場での分解時(バックラッシュの時とか)よく外れて行方不明になるみたいですね、僕の相方がそれでした(笑)
今考えると、当時の重いタックルだったから腕も鍛えられ、力に頼らないキャスティングフォームも身についたのだと思います、実際そのお陰でどんなタックルでも使う事が出来ます。
やっぱりストレーンですよね、何処かに売ってないかなぁ、ポンド表示のシールをリールに貼りたいので(笑)
  1. 2012/11/18(日) 00:23:46 |
  2. URL |
  3. Megaceryle #-
  4. [ 編集 ]

cami さん

コメントありがとうございます。
僕も、プラモデル好きでした。
何故か日産のS110シルビア・ガゼール、あとR30のスカイラインばかり作ってた気がします。
あの頃、あんなに夢中になれたのにって事、結構ありますよね。

今は、このリールを使って釣りに行くのを楽しみ毎日過ごしています(笑)
  1. 2012/11/18(日) 00:33:27 |
  2. URL |
  3. Megaceryle #-
  4. [ 編集 ]

しげさん

コメントありがとうございます。
80年代の日本製品って僕らの先輩達が欧米の製品を真似て、日本人の知恵でそれ以上を作ろうと努力してた感が凄くあって好きなのですよ。
そしてスピンキャスト、初心者にこれ以上トラブルレス、ストレスフリーなりールは無いです、もっと市場に出回って良いのにと思います。
  1. 2012/11/18(日) 00:38:00 |
  2. URL |
  3. Megaceryle #-
  4. [ 編集 ]

熊谷のPB2さん

コメントありがとうございます。
キャスト時、水煙を上げて回転するスプールの写真、3gのプラグをフルスイングってコピーでした 確か(笑)
そうそう、意地でもベイトタックル、って痩せ我慢的な釣りでしたよね。

僕も吉見の沼で、あの兄貴に会うまで、バス=スピニングタックルの発想はなかったです。
  1. 2012/11/18(日) 00:46:03 |
  2. URL |
  3. Megaceryle #-
  4. [ 編集 ]

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Author:Megaceryle
■北は青森県~南は九州まで釣歩いた疑似餌釣師です。

源流から沖合いまで疑似餌で釣れると聞けば何処へでも向った時期は終わり、現在は筑後地方での疑似餌釣りを楽しんでいます。

沢のイワナから青物まで何でも釣ったら面白いと思います。

今までの僕は、人から釣を学び自分の釣りにしてきた。
今現在の僕は、人に自分の釣を伝えたいと思った。
此処からの僕は、誰よりも釣を楽しんでやる。

書籍 東洋式疑似餌釣研究所 2008~2010傑作選

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