コピー (3) ~ b1 東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所             河鱸 彼等はなぜ?

東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所            

もっと自由に もっと深く 人と魚との出逢いを求めて。

河鱸 彼等はなぜ?

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故郷の釣り仲間 Aさんからタイムリーな報告があった。皆様もこの個体を見て欲しい。まるで湾奥の居付き個体の風貌だが、実は河川を完全な淡水域まで遡上した個体である。何キロ遡上したのかは小石で判断して欲しい、河鱸を追うアングラーならわかるだろう。

昨今のゲリラ豪雨やダムの放水による激しい増減水、砂礫に埋まる流れ、外来種が急激に増え勢力を増し、年々少なくなる在来種。

決して良い環境とはいえない河に、河鱸よ、それでも君達は河を遡るのか?

このエリアでここまで痩せた個体は僕も、彼も見たことが無い。
通年の秋なら稀に有明鱸にも匹敵するほどの豊満な体型の鱸が釣れるのであるが、今年はほとんどの個体が痩せているとの事である。

此処で疑問が一つ湧いて来る。「ベイトを求めて来るのであれば、太る」のではないだろうか?

それでも僕らアングラーは「ベイトを求めて遡上すると唱えますか?」って事である。
たぶん、捕食出来ていない。たぶん、鮎を追いかけていない。

尾鰭に注目して欲しい。

海にいる鱸、塩分濃度の濃いエリアにいる鱸の尾鰭は墨を落としたように黒い。それが淡水に入ると、白濁してくる。それが尾鰭に躊躇に出ている。相当な移動距離である。僕のフィールド有明海でも淡水感潮域に有明鱸は入り込むが徐々に浸透圧調整をしているのか?もしくは海と河をいったりいきたりしているのか?境目緩やかな白濁である事が多い。

この鱸は尾鰭から推測すると、成長は海で大きくなり、痩せながら河で時期を待っている感じである。
それが落ち鮎なのかはわからないが、何かを待っているように感じる。胸鰭の黒さが塩分濃度の高いエリアにいた証である。そして先端部の透明、白濁した部分が淡水焼けである。

我々アングラーの「わかったつもり」を覆す為の挑戦はまだまだ続いて行く。

それは終わることなく。


※写真提供して下さったAさんありがとうございました。

テーマ:ルアーフィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2009/09/18(金) 10:48:20|
  2. 本流・鱸疑似餌釣
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:19
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コメント

どうもです♪
河鱸さんの記憶をひも解いてから(笑)こちらに来ましたが、ないすなタイミングでした。

>此処で疑問が一つ湧いて来る。「ベイトを求めて来るのであれば、太る」のではないだろうか? それでも僕らアングラーは「ベイトを求めて遡上すると唱えますか?」って事である。 たぶん、捕食出来ていない。たぶん、鮎を追いかけていない。

「あ~っ、そうか!」というのは、こういうことですね。目の付け方や姿勢に脱帽です。もっと魚をよく見ることの大切さに気づかされました。
  1. 2009/09/18(金) 13:39:41 |
  2. URL |
  3. 憧渓 #-
  4. [ 編集 ]

憧渓さん

コメントありがとうございます。
河鱸の時期ですからね、あと数ヶ月がチャンスですので「そんなところ鱸はいないよ」
って流れでの釣行を楽しみたいと思います。
僕ら釣師の大先生は魚であり、河であります。
  1. 2009/09/18(金) 15:09:17 |
  2. URL |
  3. Megaceryle lugub #JalddpaA
  4. [ 編集 ]

鱸は,塩分および温度の変化に対する耐性が,本邦沿岸性魚類の中ではトップクラスです。
つまりフロンティアの素質に恵まれた魚種です。
我々が,日々ポイントの開拓に励むように,鱸もまた,楽園を求めて未知の水域を目指すのかもしれない。
なんて思ったりもします。
  1. 2009/09/18(金) 17:40:37 |
  2. URL |
  3. マークン #-
  4. [ 編集 ]

Megaceryle lugubさんこんばんは。
確かに海で釣れる鱸と川で釣れる鱸は尾鰭の色が違ってました。
なんせ川は経験不足なものでそれすら知りませんでした(恥)
また1つ勉強させてもらいました。

ベイトを追って川に上るのであれば写真の鱸は確かに矛盾してると私も思います。

今年、私の地域の河口やその周辺のサーフで体が曲がっている等の奇形な鱸が何匹か釣れています。

原因は未だ不明です,,,
  1. 2009/09/18(金) 19:57:49 |
  2. URL |
  3. 新潟漁釣会 会長 #-
  4. [ 編集 ]

 こんばんわ

 河鱸、芦屋で毎晩狙っていました。
 ただし電気浮きで餌はイソメの房掛けでした。
 私は釣れませんでしたが、1mぐらいの大物を釣る方が毎晩一人二人いました。
 夢のような話でした。
 豊穣の海でした。
  1. 2009/09/18(金) 22:21:08 |
  2. URL |
  3. jetpapa #-
  4. [ 編集 ]

ややっ

玉砂利のバックが似合うなぁこの鱸

>落ち鮎なのかはわからないが、何かを待っているように感じる。

そうです
私の一投を待っている
なんてことは
全くありませんね(笑)

でも継ぎの一投を信じて
今夜もフィールドへ出撃♪


  1. 2009/09/18(金) 22:35:36 |
  2. URL |
  3. ジェロ #d3xRQPUk
  4. [ 編集 ]

川鱸はどこだー

Megaceryle lugubさん、またまたこんばんは。

川鱸ネタが続きますね。
川に遡る鱸よりそれ釣ってる人の忍耐には脱帽です。多分釣れない時間をかなり費やしたと思いますので。それとも何か法則があって簡単に釣ってるのか?ようし、あの堰でミノー投げてみよう。





  1. 2009/09/19(土) 01:17:18 |
  2. URL |
  3. WOODY #-
  4. [ 編集 ]

マークンさん

コメントありがとうございます。
仰るとおり、浸透圧とか水温変化に強いとの事なので、未知の生息可能水域を探して旅をしていく魚だと言うと。浪漫もありますし素敵だなぁと(笑)
僕は思っております。
  1. 2009/09/19(土) 02:25:41 |
  2. URL |
  3. Megaceryle lugub #JalddpaA
  4. [ 編集 ]

新潟漁釣会 会長 さん

コメントありがとうございます。
鱸の奇形は東京湾ではよく見かけました。
背骨曲がり、片眼球無し、寸詰り。
それでも生きてる鱸の強かさには頭の下がる思いです。
きっとそれが何かのメッセージであると思います。
  1. 2009/09/19(土) 02:32:16 |
  2. URL |
  3. Megaceryle lugub #-
  4. [ 編集 ]

jetpapaさん

コメントありがとうございます。
1mが毎晩っていうのは凄いですね・・・その夢の世界へ行ってみたいものです(笑)
河鱸は、jetpapaさんの大好きなオイカワをよく捕食してるらしいです。(利根川の川漁師談)

電気浮きで流し釣りもなかなかいいものですよね。
また、やってみたい釣が増えました。
  1. 2009/09/19(土) 02:37:38 |
  2. URL |
  3. Megaceryle lugub #-
  4. [ 編集 ]

ジェロさん

コメントありがとうございます。
夜な夜なの「一夜一本」活動。
ご苦労様です。
今夜あたりガボッ!とくるといいですね、大鱸が(笑)
  1. 2009/09/19(土) 02:44:55 |
  2. URL |
  3. Megaceryle lugub #-
  4. [ 編集 ]

WOODYさん

コメントありがとうございます。
釣れない時は、星空でも見上げて、まあ、いいさ。と帰りまた明日の夜です。
忍耐を楽しみながら続ける事で結果は付いてきますよ。
河鱸、最初の一本がWOODYさんにも来ることを期待しています(笑)
  1. 2009/09/19(土) 02:49:17 |
  2. URL |
  3. Megaceryle lugub #-
  4. [ 編集 ]

こんばんは。

Megaceryle lugub さん の知識と見解にはいつも勉強させられます。

釣りには「忍耐・経験・探究心」が必要ですね!
私には足りない物ばかりですが(笑)
  1. 2009/09/22(火) 20:12:00 |
  2. URL |
  3. hiraipapa #-
  4. [ 編集 ]

hiraipapaさん

コメントありがとうございます。
忍耐は人の半分。経験は人の倍?探究心は病気?の僕です(笑)
釣り以外の知識は実はあんまり無いんです。参考になれば幸いです。
  1. 2009/09/22(火) 22:27:02 |
  2. URL |
  3. Megaceryle lugub #JalddpaA
  4. [ 編集 ]

川スズキ調査難航しておりますw
まとまった雨も無くかなり減水していて釣りできる場所も限られてきてるのでチャンスなのでしょうか?
「わかったつもり」を覆す一助になるような釣果を出せるよう引き続き調査していきます
  1. 2009/09/23(水) 00:36:32 |
  2. URL |
  3. ホゲタツ #-
  4. [ 編集 ]

ホゲタツさん

コメントありがとうございます。
河鱸調査難航ですか・・厳しい釣ですからね。
海から来る魚、ウグイやボラ、鮎、サクラマス鮭などとポイントは同じですから、
他の魚が釣れるポイントを探すと近道かもしれません。
まだ一ヶ月くらいはギリギリいけますから頑張ってくださいね。
  1. 2009/09/23(水) 13:33:05 |
  2. URL |
  3. Megaceryle lugub #JalddpaA
  4. [ 編集 ]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2009/09/24(木) 11:15:18 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

ー海からの遡上ー

 
『人語を操る魚に聞かなきゃ解らない』 
 
まぁ確かにそうですが、多種多様な想像と云う名の妄想を一つ。 
 
まず多くの魚には「流れに逆らって泳ぐ」習性があると言われています。 
餌の捕食や楽な呼吸、匂いによる情報の探知等の様々な要因が考えられますが…突き詰めると 
 
『気持ちイイんだモン!!』 
 
…って、人語を操る魚は云うかもしれません(笑) 
ほとんど『なぜ山に登るのかって聞かれても、そこに山があるからだ』と似てますが、魚の遡上欲(ってのが有るとして)は人間で云う「喰う」「寝る」「ヤるw」に相当する『気持ち良さ』なのかも…… 
 
浸透圧の変化に適応出来る種類に限られる事が大前提として有りますがね。でないと死んじゃいますから(笑) 
 
写真の河鱸のやつれ具合ったら、薬物中毒の人間みたいです。 
きっと遡上が気持ち良くて、喰うのを忘れてたんですよ(笑) 
 
『いやぁ~遡上って…本ッ当に、イイモンなんですねェ~』 
 
云ってみれば「遡上ジャンキー」です(爆) 
 
…で、なんで「遡上ジャンキー」が釣れたのかと云えば『リアクション・バイト(捕食反射)』では無いでしょうか? 
 
 
例えば鮭科で、産卵後に死ぬタイプの魚は…遡上を始めると消化器官が萎縮してしまうんだそうです。 
そんな、ヤりたい一心で喰う事を体が拒むようになった奴でも…ルアーに誘われると「つい」魔が差して喰ってしまう。w 
 
遡上欲とリアクション・バイト…恐るべし。 
 
 
長々と、乱筆乱文にて失礼いたしました。
  1. 2009/09/25(金) 02:06:23 |
  2. URL |
  3. 釣り( ・・)/ #JalddpaA
  4. [ 編集 ]

釣り( ・・)/さん

コメントありがとうございます。
仰るとおり、遡上本能というのが魚にはあります。本能を理性で抑える事等しない魚類は極めてシンプルに行動するものと僕は考えています。
ただ身体能力に差がありますのでその中で棲み分けをしている様に思えます、鱸はその意味合いで言えば鯔とほとんど生息域を一致させる事が多いように感じます。

最上流部はもちろん渓流魚、この時期の抱卵した岩魚は標高2000mを超える山岳部の枝沢の大人一抱えほどのプールでも遡上しますしね。水量で言えばバケツの水くらいの流れです。同種でアメマスが海にいる事を考えればそれも凄いことです。

リアクションバイトについてですが、産卵時期の鮭・鱒がルアーに反応するのは、反射的にというよりも威嚇の意味が大きいと僕は感じています。同種の雄同士が噛付き合うことも多いです。まるで猛犬の様にです。同時に目の前にくるハヤなどの小魚も追い回し噛付きます。
個人的には、この邪魔者を威嚇で噛付くが正解だと思います。

ただこれも憶測の域を抜けることはできません。
なぜ釣れるのか?へ対しての考察は永遠に解けないパズルの様に終わりがありません。
  1. 2009/09/25(金) 08:29:00 |
  2. URL |
  3. Megaceryle lugub #JalddpaA
  4. [ 編集 ]

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Author:Megaceryle
■北は青森県~南は九州まで釣歩いた疑似餌釣師です。

源流から沖合いまで疑似餌で釣れると聞けば何処へでも向った時期は終わり、現在は筑後地方での疑似餌釣りを楽しんでいます。

沢のイワナから青物まで何でも釣ったら面白いと思います。

今までの僕は、人から釣を学び自分の釣りにしてきた。
今現在の僕は、人に自分の釣を伝えたいと思った。
此処からの僕は、誰よりも釣を楽しんでやる。

書籍 東洋式疑似餌釣研究所 2008~2010傑作選

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