上の画像は大きさで言えば大ヤマメなんだけどサクラマス、(夏マス)の特徴を持つ個体。グリーンとピンクは婚姻色です。釣れたのは河口から僅か2キロほどの瀬が汽水域に流れ込むエリアでした。黒い胸鰭が海水浴の証。やや痩せてトルクは無かったけどシャープに走った。
婚姻色の奴と同地方の別河川、同時期に河口の砂浜でキャッチしたスモルト化したヤマメ。これから外洋へと旅立ち、北の海を目差すサクラマスになるであろう、その個体は、石に海苔が生えるような海水エリアで激しくルアーにアタックしてきた。
これは普通の本流尺ヤマメ、同じポイントで数釣りは出来ないがエリアを広範囲に探ると楽しめる。写真では不鮮明であるがパーマークは残っている。またその鰭は海も知らなければ、中流域のぬるま湯も知らない。栄養価の高い稚鮎を漁協から放流してもらい元気に育ったワイルドな個体だ。
上の画像の本流ヤマメと同じ川の約20キロ下流で釣れるスモルトヤマメ、これは、スモルトとして完全な個体。尾鰭まで銀色に染まり各鰭の先端は黒ずみ、海水仕様になっている。体は鰯のように細く痩せて銀化する。そして背鰭の先端が黒くなるのもスモルトの特徴である。しかしこの個体が目差す海はその下流のダムに、さらに下流の取水堰に、そして河口堰に隔たれて向うべき海に辿り着けるものは限られる。
最後に、ランドロックのサクラマス(成魚)。ダム湖の体積の大きい水瓶は、時に海になりサクラマスを蘇らせる。まるでサバのように海の魚だが、この個体が釣れたのは標高2000mに近い高地のダム湖であり、まるで海とは結びつかない。黒い鰭、銀化した身体、口の中まで黒い。夏場は水深30〜40mまで沈む(トローリング情報)それは、春と晩秋にだけ流れ込みに姿を見せる。50センチに満たない標準個体。
Author:Megaceryle lugub
北は青森県〜南は九州まで釣歩いた疑似餌釣師です。
現在テーマは 情熱。
技術よりも、知識よりも、釣りたい気持ちを持ち続ける事に焦点を合わせフィールドに向います。
※明日自由に釣る為に※
釣は自由でなければならない。
行くのも自由、帰るのも自由、行かないのも自由。
釣らないのも釣るのも自由だ。
しかし 釣れないのは 不自由であり大不満足である。
自由に釣るには 釣れないはあってはならない。
もっと自由に釣る為に
その情熱は眠ることなく。
全ての孤独なアングラー達へ。


