コピー (3) ~ b1 東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所             2020年02月

東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所            

もっと自由に もっと深く 人と魚との出逢いを求めて。

ルアーフィッシングの基本を考える

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ルアーフィッシングを楽しむ上で大切な事は幾つかある、フィールドや魚の行動を観察することや、道具を選ぶことや、魚の居るであろう場所へルアーを投げたり沈めたりする技術を学ぶ事など、覚える事は沢山ある。多くの一般人からすると釣はレジャーの一つのカテゴリーであり、その奥深さに惹かれて釣を始める人など皆無であると思われる、何故ならば釣師として生まれてきたものは、誰に何を言われるまでもなく既に釣を始めているはずだからである。



人に釣りが趣味なんですか?へー食べるの?美味しいの?なんで逃がすの?もったいない?

という事を何度も定番コントの様にやってきて思うのだけど、じゃーなんで釣りするの?という問いに正確に回答出来ない自分がいるのが事実。

なぜ釣をするのかわからない、だから釣をするのです。と答えると大抵は、この人変な人だ、距離を置いた方が良さそうと思われる事だろう。

釣してみたいという動機には色々あるんだけど、初心者の方に釣った魚を食べたいという人がいる。

TV番組やネット動画の影響なのかもしれないけど、それならば釣竿を買うお金で高級な料亭にいったほうが美味しい魚料理が食べられるではないか?と釣師の私は思ってしまう。

稀に、釣りやってみたいんですとか、やってますとかいう人にも会うことはあるんだけれど、そんな人に向かって目を輝かせながらオークラ(フランス製の30年のスプーン)の赤い塗料は前期と後期で色合いがまるで違うよね?とか、ミッチェル408にはやはりガルシアコノロンのファイブスターが似合うよね?などという話をいきなりしてもやはり、この人マニアすぎて無理と思われる事だろうから、結論自分の釣の話は誰にもするべきではない無いと思われる。



今回は少し変わった世界に興味を持ってしまった方へ、アングラーという釣師という孤独な世界を選んでしまった方へ、色々とお話ししたい。基本を考えてみようと思う。



まずは、そこに魚がいなければ何も始まらない。

ただ釣るなら餌釣とか釣り堀とかあるのでそちらの方が早いが、自然のよくわからないフィールドで魚を釣るには色々と調べないとならない。



何を釣りたいのか?

それが一番最初に決定するべき事であり、何でもいいから釣りたいというのは一番多いのだけど、一番多い動機なのであるが、実は一番魚に遠い。

何処で釣るのか、何時釣るのかで狙うべき相手は決まり、それに合わせて釣り方は絞れて行く。

タックルの細分化は進み、現在では魚種ごとのメソッドごとの専用設計ロッドやルアーが存在しているので逆に分かり難いと思う、例えばメバルやアジやバスやトラウトロッド色々あるけど、ウグイやベラ釣るときはどうするの?ってなる。



釣具メーカーにプロデュースされ、カテゴライズされた釣は良いとして、そうじゃない魚は??ってなると思う。例えば、100年前からラパラはラパラのままバス専用にもスズキ専用にもなってない。

メップスも、オークラもそのまま変わってない。



カテゴライズするよりも、クラス分けすることのほうがわかりやすい。

ウルトラライト、ライト、ミデアム、ヘビー、エクストラヘビー。

ウルトラライトなら小型魚、ライトなら1キロ未満の小型魚、ミデアムなら2キロくらいまでの中型魚・・・等

その方が釣としてわかりやすいし、世界基準で言えばそっちが正解かと私は思う。

どのロッドが良いとか悪いとか、それも無くて使いたいロッドを好きなように使えばそれでいい。

ただ、魚の大きさに合わせてクラスを合わせることでより、釣りやすいし楽しいですよ。という話で、例えば、渓流魚を雷魚を釣るような竿で釣るのは少し無理があるし、ウルトラライトでヒラマサを釣るのも無理があるという事。

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ルアーは何を使えば釣れるの?

ルアーの種類はごまんとあり、釣具屋やネット買うことが出来る、ありすぎて絞れないがこれもクラス分けすることで整理できる、それぞれクラスごとに分けてボックスに入れておけば良い。

何かの形をしていてそれに針がついていれば魚を釣る事が出来ると考えておけば間違いではない。

ヒットルアーは?この質問も実は多いのだけど、それは魚に聞かなきゃわからない。ただサイズや重さは少し関係があってそれによってレンジ(深さ)やスピードが変わるので、釣れ方に差は生じるのは事実。

それよりも、どんなイメージで操作をするかが大事になるのではないか?と思われる。

ところが、私が過去に会った多くのベテランやエキスパート達(非メディア系)の多くの方に共通してるのはルアーの操作に細かい事は言わない。ダートがどうの、ジャークがどうのそんなことは言わない。

投げて巻いてくれば・・・ 沈めて巻いてくれば・・・ そこに魚が居れば・・・沈めて落として・・・落としてゆっくり巻いて・・・・巻いてきて止めて待つ・・・とにかく飛ばして巻きまくれば・・・

そうかと思えばメディアには真逆の事が書いてあったりもする。

この岩の裏にいるこの魚を、このカラーのルアーでここでこう操作して、食わせのアクションでヒット!なんて書いてあるが・・・果たして本当だろうか?

それが本当だと信じるのも自由なのであるが、ルアーフィッシングって投げて沈めて巻いてくれば・・・大抵の魚は釣ることができるのが事実である。

今存在するルアーであれば、ルアーも釣れないルアーなど無いのだから、好きなように釣れば良いと思う。

そこは大きく悩んでいいし、試行錯誤の末にマイフェイバリットルアーを持つ事が、この釣の楽しみの一つと言えるのではないだろうか。



記録を残す事。

記録的な魚を釣れという事ではない、過去でこの季節どんな釣をしてどう釣ったのか、なぜダメだったのかを記録して残す事である、多くのエキスパートはそれをしてきている。

記憶として経験値として残せるのならそれに超したことはない、その引き出しの多さが色々な釣に魚に場所に活かされてゆく事になるものだ。この時期のここならこうじゃないか?という仮説も経験則から生まれるもの。

凄く先にはなるけれど、空や水の色を見て何となくこんな釣ができそうだと経験から生まれてくる勘が意外と正解になることも多いものである。



他人の釣から学ぶこと。

自分だけの考えや釣り方に執着していてもそれ以上にはなかなか進まない。

地域や魚種が変われば、全く違う世界が存在していて、それを知ること、経験することは無駄ではない。多くのエキスパートから学ぶべきであり、この時代にそれをしないのはもったいない。

だから可能な限り釣師は他の釣師に会うべきだと私は考えている、それは貴方の釣をより豊かな楽しいものにするに違い無い。



時間は限られている。

釣れるフィールドも、魚達も、そこにいる名人や名手も永遠に居る訳ではない。

自分の人生に与えられた時間も限られている、後でとか、何時かはというのを考えがちだが、それは時間を大切にしているとは言えない。今、今日、このタイミング最大限に出来る事をやるべきだ。

全ては後悔をしないために。



最後に。

釣はのめり込むべきではない、のめり込むと失うものもある、泥沼だ。釣には魔物が潜む、それは知らない内に心を貪り、人をダメにする、多くの釣師が短命であるのはその為だと私は思う。
足を洗う事も必要な時があると考える、社会生活とのバランスである、深みに嵌ると戻れなくなるのである、今日大物を釣ったとしても、明日の生活が豊かになるものでは無い。

むしろ浪費であり、社会的には何の生産性も無い無駄な事だ、程々に楽しむのが良い、だが、本当に楽しむ為には程々ではその域に行く事が出来ない、この矛盾に最後まで苦しむ事もあるかもしれない。

ただ、一つ、あの沸き立つような感動と、仲間の笑顔と、美しい魚に会うためにそれを引き換えにできる覚悟が必要かもしれない、気が付けば、自分が孤独な釣師というものに成っている。

それでも釣に行くのは、それ以外の気持ちを満たす方法を知らないからだ。



それでいいのかはわからないが、ルアーフィッシングの基本はそうものであると私は思う。

  1. 2020/02/22(土) 20:53:28|
  2. 釣の四方山話
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東洋式疑似餌研究所 12年

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12年前、突然綴り始めたブログ。



つい先日の事のような、それでいて遠い昔の事の様ような。

赤ん坊だった子供たちも中学生になり、生活も変化してまた自分の時間を取り戻せつつある。

現代の釣と私がかつて見てきた釣とその違いに違和感を感じながらも、魚釣に心を奪われたままで生きている。



釣文学なんて大袈裟なものはわからないが、釣を釣師としての生き様を言葉にして残す事が私の使命なのかもしれないと最近は思うようになった。



最近、釣仲間からネットで釣の事調べると、毎回の如く、東洋式の文字が出てくると言われる。

それなら本人に聞いたほうが早いから、調べる意味が無いと苦情を頂くのだが、情報を発信していない世の中が悪いのであって、私に苦情を言われてもお門違いだと本当に思う。



逆に東洋式疑似餌釣研究所が絡まないとしたら、最近の釣雑誌出てくる様な、なんちゃらフィネスとか最新のテクニックなどを検索して頂くと、この古びた黴臭いブログにたどり着かなくなるはずだから是非お勧めしたい。



そもそも私自身が、最近の流行りなどは知らない、最新のタックルなども知らない、有名プロにも興味が無い、興味があるのはこのルアーフィッシング、フライフィッシングのルーツや伝統という部分だ、既に失われたもの、失われつつあるものに光を当てる事だ。



日本のスポーツフィッシングが一般的に普及して50年を超えた。

パイオニアと呼ばれた人達は次々にこの世を去って行った、その時代を知る人も徐々に迎えのくる順番なのだ。



釣師は短命にて候という言葉がある、もちろん私の言葉だ。



黎明期にこの釣を広めたとされる多くの著名人は既にこの世には存在しない。
平均寿命よりも短い人が多い様に感じている、それもそのはずで、夜討ち朝駆けで釣場へ行き、ろくに睡眠を取ることも無く魚釣をして、大酒飲みばかりだ、健康的に長生きできるはずがない。

そんなツワモノも病気には勝てない、次は私かもしれないという事だ。



その昔、健康が趣味、釣は嗜む程度という先生がいたが確かに80歳を超えても現役で釣をされていた事を考えると、やはり釣のテクニックを磨く事よりも、長生きの秘訣を習った方が良いのかもしれない。

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あと半月もすると渓流解禁になるので、今日はその準備をしながらぼちぼちと文章を綴っている。

相変わらず毎週の様に遠征をして大物を釣りまくるとかは私の釣には無い。

10代の頃に覚えた釣り方をひたすら磨いて行くだけだ。

テクニックやメソッドやルアーについて語ることも無いかもしれない、自分の住む近くの魚を、自分で考えた遊び方で楽しむだけで、特別な事は何も無い。



言葉にすれば研ぎ澄まされたロッドワークとか、キャスティングとかルアーセレクトとか何だとかあるのかもしれないけれど、空を見上げて風を感じて、せせらぎの中でルアーやフライを投げて、時折綺麗な魚が釣れてくれたら、それ以上もそれ以下も無く、その季節その時の魚釣は完結する。



釣行記というのならば、親切丁寧に釣場までの道のりや、ポイントやタックルの解説などの情報が欲しいという人もいるかもしれないけれど、私の釣など参考にはならないだろうから、そこは沢山魚を釣り上げる他所の誰かに任せよう。



地図を見て、釣場を予想して、実際に行ってみて、ダメならダメを確認して、釣れたらその理由を考えて、それがいいならここはどうだ?と世界を広げて行けば、自分の釣というのは洗練されて行くもので、誰かの釣を真似たところで、その釣をコピーしたところで、自分の釣は何時までも手に入らない。そして、自分の釣を手にしたならば、釣れなくてもがいている人に少しだけ教えてあげると良い、そうして仲間を得た時、自分の釣はもっと楽しくなるのだから。



私が過去の経験でつかみ取ったテクニックやカラーとかパターンはあるけど、それが明日も通用するとは限らないし、それは私が主観で得たものだから全てのアングラー通用するものとは違うはずなのだ。それよりもどうしたら楽しい釣ができるのか?を本気で考えて行きたいと思う。

今はなりふり構わず釣りまくる時期ではなくて、一瞬の喜びを大事に、仲間の笑顔が欲しい。



ブログ:東洋式疑似餌研究所はその為に存在して、今まで止めずに続いているのだと思う。

そもそも、何の文章構成も考えていないし、テーマすら曖昧で流動的なのであるが、ブログを始めた事で色々な釣師と出会い、思いもしなかった繋がりは生まれより一層、魚釣が楽しくなった。

若いころは文章を書くのがとにかく苦手だったけれども、書き続けると板に付いてくるもので、何となく思いは言葉にできるようになるから不思議だ。



ここまで続いてしまったら、もう終わらせる理由がみつからないけれど、昔の様な情熱を持ってないのは事実だから、ぼちぼちと淡々と続けて行くつもりでいる。



あと50年後、100年後、そのずっと先の未来に、私が憧れた釣という世界はあるのかはわからない。ただそれを誰かが残し伝えなければ確実に時代の波に飲み込まれて跡形もなく消えゆく。

大人しく無口な屍となり土に帰るか、爪痕を残して往生際の悪い終わり方をするのかを選ぶのか、それは自由であるべきだ。



私の知りうる限り、見てきた全ての本物の釣師は一見すると無口で不愛想だ。

誰にでも真実、その真髄を話そうとはしない、それは相手が理解できるのか否かを計り、話すべきか話す必要が無いかを見極めているようにも見える。



私が人生で巡り合えた沢山の本物達は、私に心を開いてくれ、釣の奥義を教えてくれた。

本当にそれは感謝すべき事に他ならない。

一つ言える事は、難しい人ほど真実を知っているがそれを簡単に話そうとはしないという事。



私はそうして知り得た事を、言葉にして伝える役目の人間であり、伝えるために自分のものにしなければならないので、当然それを自分の釣で実践してみる。

実体験から発生した事、体感した事こそが釣の真実であると思うからだ、雑誌やネットで何を調べてどれだけ頭でっかちになったとしても魚釣はそんなに生易しいものではなく、川の声を、空の色を、魚の息遣いを感じ取れる様にならない限り、本当の意味で釣ることなど出来やしない。



魚の溢れた誰でも釣れる易しい釣場に依存して、釣具屋の商売上のあれこれに踊らされて、魚を自分の腕自慢、その名声の為に釣るのならそれでもいいが、そんな釣は長くは続かない。

メーカーも熱狂的なファンもやがて跡形も無く去ってゆく、残されたのは魚のいなくなった、釣をすることを禁じられた水辺だけだ。



レジャーや遊びも結構、初心者や子供や女性が釣を楽しむのも結構、テクニックやスタイルを押し付ける前に、マナーやマインドをもっと伝えるべきなのではないのだろうか。



駐車スペースに気を付けるとか、地元の人に一声掛けて釣場に入るとか、ごみは持ち帰るとか、無暗に釣りすぎないとか、他のジャンルの釣り人に迷惑をかけないとか、自己責任の意味を考えるとか、怪我や遭難の想定をするとか、家族の立場を考えるとか、釣具買いすぎじゃないかとか、恩返しできてるかとか、感謝できてるかとか、自分を大切にしているかとか、色々考えて釣して欲しい。


色々な釣師を見て、色々な経験をして、色々と学んだけど、まだまだ出来ることがあると思う。

本物の釣師になるために、本物の釣を本当に楽しむ為に。



静かに淡々と釣を楽しむ事が心底好きな人種がいる、少数派であるかもしれないが、それは確実に存在する、そして誰よりも魚を釣場を魚釣における全ての事を大切にしている。



そんな貴方の為に私の文章があるとしたら幸いな事である。



12年間 本当にありがとうございます。

そしてこれからも宜しくお願いいたします。
  1. 2020/02/15(土) 15:55:10|
  2. 嗚呼、釣り人生
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静かに確かに

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この国には四季がある。

堅く閉ざされた冬枯れの季節ももうすぐ終わる。
禁漁期が終わればまた渓流の季節が来る。

この時期になると、私に本流のルアーフィッシングたるものを教えてくれた師匠の事を、その言葉の意味を思い出す。

「毎年、テーマを持って釣りをする」それが上達への道だと。

あの頃、私はスプーンで本流を釣ることに夢中になっていた、どうやってあの流れを、どうしたらあの魚を、と四六時中考えて考えて、週末に答え合わせをするのだが、当然思い通りに攻略する事が出来ない。

果てしなく遠い目標だとしても、それを繰り返し、繰り返し抜いて答えに近づいて行く感覚は、その頃に身についた。

さて、私の釣における、今年の主題(テーマ)は何か?

今は、突きつけられた自問に答える事が出来ない。ストイックな精神や嘗ての情熱はそこにはもう無いのかもしれない。

しばらく前から、技術やテクニックと呼ばれる類いへの興味関心を得られないでいる。

魚が釣りたいか?と問われれば。
釣りたいと答える事は出来るが、ただ釣りたいのでない、楽しく釣りたいのだ、自分の釣で、面白そうな釣を、我侭に釣りたいのである。

子供の頃は、もっともっと限りなく釣りたいと。
そこに泳いでる魚類は全部釣ってやると本気で思ったいた。

それから文字通り夢中で駆け抜けてきた。

10年前は、筑後川の鱸釣に熱をあげていた。
一晩中釣をしてやがて夜が明けて、朝日が昇るのを幾度となく見てきた。

しかし今はどうだ?

年老いた猫が好奇心を失う様に、自分の気持ちの深い部分から熱という物がするすると或いはじわりじわりと、失われて行く。

人の一生を四季に例えるなら、今、私が踏み入れた季節は夏の終わりか、秋の始まりか何れにしても数十年後に終焉を迎える準備の時期に入ろうとしているのであろう。

今はもっと多くの釣師に逢いたい。

釣師が見てきた世界は、釣りをしない人の見てきた世界、釣りをレジャーでやってるだけの人とは違う。

本物に逢いたい。

本物でないとわかり合えない世界がある。
当然、誰にも理解されない私の釣もある。

だだ、その人に逢えた時に、終わらない楽しい時間が待っている事は間違い無い。
だから可能な限り会いに行くのは変わらない。

仲間の数人に言われた事がある。
もう十分に釣りしたではないか?と。

確かに俯瞰して見れば、そんなものかも知れないけれど。

ゆっくり続けて行きたいのだ。

釣には、それがわかる人間しかわからない感覚がある。飛躍的な釣果とか圧倒的な刺激とか何かを釣に求めてはいない。

魚に針が掛かる前の瞬間的な感覚、あの何も無い、無の一瞬だけを忘れたくないだけだ。
何となくそこに魚がいる気配、その辺を通る予感。

今まで磨いてきたそれらは、釣りを休んだら失われてしまう気がする。

もしかしたら、年齢的な問題で釣りを続けていても失われてしまう感覚なのかもしれない。
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私がどのような、状況になろうとも、春は静かに確かにやってくる。

視力は落ちたがまだ時間は掛かるがラインは結べる、渓流だってまだまだ歩けるはず。

本流の冷えや押しの強い流れには耐えられないかも知れないが、まだ行ける。

さあ、魚が渓が仲間が待っている。
  1. 2020/02/08(土) 23:45:26|
  2. 嗚呼、釣り人生
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Salt Water Fly fishing その扉の向こうへ 

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ルアーフィッシングをされている多くのアングラーは、フライは面白そうだけど、フライはやってみたいけど、敷居が高い、難しい釣だと敬遠する。



そこには未知なる世界への扉が存在するのかもしれない。



けど、けど、だけど、言っていても何もわからないし、誰も教えてはくれない、楽しさを体験することもできない、やがて時間だけは過ぎて行き、何も知らないまま人生には終わるときが来る。

嘗ての私もそうであった様に、フライは・・・と思っている貴方がいるかもしれない。



真実はただ一つ「フライフィッシングは難しいのではありません面白いのです。」



それは私にフライフィッシングの楽しさを教えてくれた師匠の言葉であり、私の信念の言葉。

さて、けど けど でもでも やっぱり と言い続ける貴方は、この扉を開ける事は出来ない。

それは、釣だけではなく、日常生活の至る所に実は存在しているのかもしれない、仕事や生き方や人との出会いなども含めてチャンスは、チャンスをつかむ為の準備をしている者だけが掴めるものであると。



同じ釣なら全てをやってみたいと思うのが私という人間なのかもしれないのだが、何時かは何れそのうちにと少し手の届かない棚の上に置いていた釣が海のフライフィッシングだった。

何故ならば、凄く楽しそうな世界だからである。



ところが、それが向こうからやってきてしまうという結果になって、初めてのソルトウォーターフライフィッシングを体験した。



数年前にフライを始めたいと言っていた仲間の一人が、海のフライに最近夢中になっていてフライを教えるつもりが、逆に海のフライを教わる側になるという始末、キャリアに関係なく師弟関係ではくて、仲間として楽しめるという事であるのは、釣の良いところ。


海のフライフィッシングを始めるにあたって、少し練習しておきたいのがフライキャスティング。

横風、向かい風、後ろの壁やテトラ、様々な悪条件でも、キャスティングが出来る事が条件の一つであると私は考えます、これも楽しく釣をする為に。



この冬は7~8回ほどのキャスティング練習の時間を作り、普段使わない高番手のシングルハンドのフライロッドと、最近始めたツーハンドのフライロッドで色々な投げ方を色々とやってきた。

その甲斐があってか、快適にキャスティングが楽しいレベルで遊べている。



キャスティング練習といっても、晴れた人のいない広場でのびのびとロッドを振り、手首や肩の動きをあれこれ工夫するのは楽しい。



釣りよりもスポーツ的な要素が大きく、またマイペースにコーヒーを呑みながらとか、仲間とスマホでキャスティングフォームを撮影しながらとか、楽しみながらやるもので良いと思う。



ラインがしっかりターンオーバーして、ぐんぐん伸びて来たら後はフィールドで試すだけだ。

私の住む九州の自宅からは、有明海、玄海灘、別府湾、何処に行くにも車で1〜2時間くらいだ。
今回は仲間のホームフィールドへお邪魔させていただいた。

フライはわからないのでとりあえず、ワカサギストリーマー的なフライ。
フローティングラインで問題ないという事なので、WF8-Fに8番9フィートのロッド、ティペットはフロロの3X。

3投目くらいでいきなりヒット、というか釣れてしまった。
手のひらに乗る、始めての喜び。
数年後も、この一匹を超える魚を得ることは難しいだろうから、これは記念すべき魚になるだろう。
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メッキ、ギンガメアジの幼魚であると、仲間が教えてくれた。

この後、連発で釣れ続け日没までロッドを降り、新しい釣の世界はの扉は開いた。

やはり、フライフィッシングは難しいのではなく楽しいのである。

これから、色々なフィールドと、様々な魚達との時間を積み重ねて行く事が、私の釣りを豊かにしてくれる事になるに違いない。

体験しなければ、そのもの本質はわからない。
踏みとどまる必要など無いのだから。
  1. 2020/02/01(土) 21:42:03|
  2. 海毛鉤釣
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プロフィール

Megaceryle

Author:Megaceryle
■北は青森県~南は九州まで釣歩いた疑似餌釣師です。

源流から沖合いまで疑似餌で釣れると聞けば何処へでも向った時期は終わり、現在は筑後地方での疑似餌釣りを楽しんでいます。

沢のイワナから青物まで何でも釣ったら面白いと思います。

今までの僕は、人から釣を学び自分の釣りにしてきた。
今現在の僕は、人に自分の釣を伝えたいと思った。
此処からの僕は、誰よりも釣を楽しんでやる。

書籍 東洋式疑似餌釣研究所 2008~2010傑作選

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過去記事から編集をした電子書籍です。 こちらも宜しくお願い致します。

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