コピー (3) ~ b1 東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所             2010年09月

東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所            

もっと自由に もっと深く 人と魚との出逢いを求めて。

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筑後川シーバス釣行 9月  見えるもの見えないもの。

本格的な秋シーズンを向え、日を追うごとに気温も水温も下がってゆく。
最近は、今までの釣に行けなかった時間を取り戻すかの如く連日連夜、時間さえあれば筑後川へ向う日々である。
翌日は仕事が有るというのに、寒さ対策のウィンドブレーカーを着込み23時にはフィールドに到着した。

車のリアゲートを上げると、 ゆっくりじっくりとタックル準備に取り掛かる。
前回のダブルラインを含む3mほどのメインラインを捨てて、静かにビミニツイストでダブルラインを作る。
仕上がった結び目に目を凝らしながら、確実な〆込みを行う。長さにして60cm、二本撚りを丁寧に組んでいく。
一見簡単なシステムだが必要以上に熱を加えない様に、〆込み過ぎて強度を低下させない様に気を使いながら組んで行く。ラインを扱う微妙な指の感覚や正確な作業を夜行う為の夜目はこの鱸釣で僕に備わったものである。

小物入れに入ってる50ヶ入りのスナップももう残り僅かになった、随分使ったものだとシーズンを振り返る。
そして今夜の為のルアーは半年振りにフックを交換してきた。その全ては今夜、勝負をする為に。

間もなく筑紫次郎氏が到着する。「あれ?まだ釣してないの?」と不思議そうに聞かれるが、ゆっくり準備したとは言わずに「今日はこれから」と答えた。
二人でライトを消して暗闇の草叢を歩きポイントへ向うが少し地合は過ぎて足場は水没していた。仲良く1時間くらい釣をしただろうか?僕もそうだが筑紫次郎氏もハードな仕事を終えての連日連夜の釣行で疲労困憊状態の様子である「あがってコンビ二行こうか?」とフィールドから車に戻ると 氏は「今日は一旦帰って出直す」と家路へ急いだ。

何時ものソロの釣り。何時ものパターンで最初の魚はバラすのかなぁ?なんて考えながら移動するがまだ潮汐が高い。そのまま少し離れた場所で釣をする事にした。しばしの時間ポイントから外れた場所でキャスト練習。
アタリも無く時間が流れて午後2時になると随分水面が下がった。

今夜は一昨日の釣を再度試したかった、勝負はこれからなのである。
先日の釣果は偶然なのか正解なのか?僕にはこの時期の釣が見えているのか?それとも見えてないのか?
その疑問は僅か一投目で「確信」に変わった。
IMGP0074_convert_20100929225105.jpg
僅か数秒でスピーディーに寄せてランディングした。既にこのライトラインタックルの限界は僕の今の感覚、釣り方でも問題無いレベルまで身体に刻んだから自ずと限界を理解している。
もちろん今夜はボイルも殆ど無ければ明確なベイトの気配も無い。しかし今の僕には釣り方も地合も見えている。
そう過信したくなる様な出来過ぎの結果が足元に転がっている。
IMGP0070_convert_20100929225318.jpg
まだ黒点を体に残し、有明鱸の特徴が良く出ている個体。胸鰭も黒くなくやや黄色味を帯びており尾びれも白く濁った色をしている。それは淡水生活の長さを物語っている様に感じた。
色々釣ってきたけど、この鱸サイズで黒点を残す個体は珍しい。

結果から言えば昨夜の釣行では写真の有明鱸70cmと他に40cmをキャッチする事が出来た。
その他にウナギまで釣ってしまった。ウナギがルアーで釣れるのは知ってたけど、人生初ウナギだった。
強力なヌメヌメ液でラインもルアーもドロドロになってしまいこれには閉口した・・・

さて、今回のヒットルアーお気に入りルアーは300~400円で買ってきたDUELのJIG(ジグミノー)である。
何千円もする高価なルアーを買わなくても、そんな安価のルアーで十分結果に結びつくのだから実に愉快である。

フロロラインでのシンキングペンシルやJIGミノーやJIGは、どこか本流の鱒釣でスプーンを扱う感覚に似ている。
ロッドやラインからは明らかなウォブリングやローリングの信号は伝わってこないものになるが、想像力でルアーを動かして、ここぞと思う場所でターンを仕掛けて魚がバイトさせる醍醐味がある。
いざヒットすれば伸びの少なさから明確に魚信を伝え、僕もその動きに合わせてリニアに且つゆっくりとロッドワークを行う。それが結局スピーディーなランディングへと導くのである。

それとテクニック面でまた少し発見をした。皆様は着水直後のライン処理を気にしているだろうか?水面を苛めない様に静かに、トレースがズレない様に的確に空中でフェザリングをかけてラインの放出量や撓み具合を調整する。
それは何度も何度も繰り返し体に叩き込む、今回のキャスト練習?である程度のコントロールの幅を意図的に持つことが可能になった。そしてたったそれだけで結果は変わるものだと理解して頂きたい。

色々と得るものが多かった今回の釣行だったが、眠さには勝つ事が出来ず。
急に疲れが来たのとで もう少しあと少しこの釣を楽しみたいと心から願いつつも フィールドを後にした。
次回も手数の増えた釣りを楽しみたいと思っている。


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  1. 2010/09/30(木) 00:34:36|
  2. 本流・鱸疑似餌釣
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筑後川シーバス釣行 9月 小雨降る前に。

9月も初旬は暑い日々が続いていたが、この数日間は夜は気温も下がり湿度も低く肌寒い日も多かった。
良くも悪くも本格的な秋になろうとしている。

そんな秋の有明海と筑後川、そして有明鱸。幾度と釣行を積み重ねても不思議と発見の多いフィールドである。
僕等の感覚的な話であるが、有明海の鱸は他の地域に比べると産卵のための落ちが早い。そして中国でのタイリク鱸の産卵期は8月~11月と言われている。

ここ筑後川にいる有明鱸も10月中旬~11月初旬にかけて一斉に海を目差す。11月中旬~12月下旬まで鱸サイズの成魚はほとんど釣れた事が無いことからもそれを推測できる。1月にはアフターの鱸が確実に入ってくる事からも、強ち外れた話でも無いと僕等は考えている。良くも悪くも、今がハイシーズンであり、あと一ヶ月で確実に終わりが近づいている事を念頭において釣行望む時期なのである。

さて、昨夜も何時もの様に23時に満潮の筑後川へ到着。ポイントにはショアジギング帰りの筑紫次郎氏が既にキャストをしていた。「ベイトはおるよ!たぶんクルメサヨリ!」と景気のいい話を聞けたのだが、今回のポイントは悪天候で荒れない限り魚が寄らない場所である。無風時の釣り方は遠投、もしくはラインブレイク&ルアーロスト覚悟のストラクチャーコンタクトの釣りである。あーでもないこーでもないと二人並んでキャストするが、ノーバイトのまま一時間近く時間が過ぎた。

ここで反転流が発生すれば一気にチャンスになるのだが、今夜の潮は一定の波で淡々と下げて行く。
結局、明確な流速差が生じる事はなく、60cmほどのサイズをピンポイント外しでバイトさせたがランディングポイントまで誘導(散歩中?)にバレてしまった。そこで残念に思う事も無く「よしよし、釣れるだけの活性?はあるんだね?」と楽天的にいたものの二度目のチャンスは訪れる事は無く筑紫次郎氏もフィールドを後にした。

筑紫次郎氏からはショアジギングのヤズ(ワカシ)・サゴシの釣を聞き、良くも悪くも秋になったと思った。
ヤズもサゴシはしばらく釣ってない。特別、通いたい釣ではないけど年に一度くらいは経験したい釣である。

さてソロの時間では、あちこちとポイントを見て回り。魚の居場所を探すが今夜は自分の好きな場所には鱸は居なかった。「さて現場に戻るか?」と刑事の様に地合の終わったハズの現場に向ったのは3時過ぎ。
しかしである、「ボシュッ!」「パカンッ!」と捕食音が遠くに聞こえだした。
固定概念は時に釣の幅を狭くする。僕等の「わかったつもり」は今夜も裏切られる形でこのチャンスに遭遇した。

70mのロングキャスト、ピッチの早いリトリーブで遥か沖の流の壁を捉えた直後、「今夜の正解」は目の前に横たわった。IMGP005155_convert_20100927050404.jpg
55cm 有明鱸特有の黒点の大きな個体である。
IMGP0056_convert_20100927155903.jpg
クルメサヨリ?アリアケシラウオ?細長い消化された魚を吐いた。
撮影を終えた僕は満足していた。あと20分で4時だから4時まで投げて帰ろうと思っていた。その時この釣師から「殺気」が消えたのだろう。70m先の着水地点、糸ふけを回収した直後に有明鱸が水面を割った。
慣れているはずなのに、何度も見てきたのに「トパババババーーン」と闇に響き渡る音に、アドレナリンを大量に分泌してしまった。これでもか?と何度もドラグを鳴らし寄せては走られ寄せては走られを繰り替えして6LBシステムでのキャッチ。「よっシャー!!」と自分に向けて雄叫びをあげる。前回の81cmがラッキーではない事の証明が取れた。このシステムで間違いないと確信に近づく事ができた。
IMGP0065_convert_20100927051806.jpg
有明鱸74cm 申し分ないレギュラーサイズ。今年はこの70半ばで一番身体能力の高い個体を釣りたかった。
あと少し、もう少しと、このフィールドでの秋のシーズンを楽しみたい想いが強くなる。
何年釣をしても、ドキドキできる釣が今でもある事に感謝である。

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  1. 2010/09/27(月) 10:45:29|
  2. 本流・鱸疑似餌釣
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筑後川シーバス釣行 9月 最後の地合。

毎年、今年はあんな釣がしたいこんな釣がしたいと色々考えるのだけど結局その大半は実行出来ずに企画倒れで消えてしまう。早春にはダムの流れ込みでシビアにライズするヤマメのフライフィッシングがしたかったし、本流のサクラマス、銀化ヤマメを釣りたかった。そして有明海のメバルやタケノコメバル。初夏には婚姻色の出たオイカワを釣り、ルアーでオヤニラミを釣り、ダム湖でブラックバスなども釣りたかった。とうとう渓流も禁漁期に入るが、今年もしたかった釣の10%くらいしか出来ていない。

数年前まで僕の本業はサクラマスだったが、九州に来てからの僕の本業は「有明鱸」になった。
せめて本業の鱸だけでもと、今夜も出撃を決意して準備にかかる。

有明海は独自の生態系を持つ豊かな海でありその海域の潮汐差は大きく濁度も強く、独特のスタイルが必要であると僕等は考えている。所謂、博多湾や大阪湾・東京湾といった都市型の湾奥の釣りとは異なり、またサーフでも磯でもなく、九州一の本流で、日本一の潮汐の中、強い濁りの中で鱸を狙う釣である。
たかだか5時間半ほどで6m近く海面の変動がある川幅300m~400mの大河川を想像して欲しい。
本州の川で言うならば数十年に一度の大洪水と大渇水がこの僅かな時間で起こるのである。
僕等は、そんな排他的なフィールドに身を置くことで非常識な環境に親近感さえ持ちながら釣をしている。
IMGP004221_convert_20100921180537.jpg
海から筑後大堰までその距離23KMの汽水域及び感潮域が存在する。
その誇大なフィールドにも関わらず、祝日の深夜、今夜も釣り人の気配は無い。
それはまるでフィールドが釣師を選ぶかの如く、この筑後川の釣り難さという厳しさは格別である。
それ故に僕等は挑戦をし続けるのだろう。

深夜23時、何時ものフィールドに到着。
そして何時もの仲間である「筑紫次郎氏」は別ポイントで既にフィールドインしているが、連絡を取り情報を交換しながら、今夜のプランを考える。
「三日連続で釣れてるから厳しいかもしれないけど、魚はおるよね」
と今回も場所を確定するのには、あまり悩む事は無かった。
そして潮汐が丁度良くなった頃、「筑紫次郎氏」登場。

二人並んで仲良くキャストを続けるが。
「ベイトも鱸もおるけど、あたらんね・・この流れの時は釣れんもんね・・」
反転流が発生する前の流れの壁が無い一枚の潮で苦戦を強いられる。
時計が1時を過ぎた頃、「今夜も獲ってね」と僕にプレッシャーを掛けながら筑紫次郎氏がフィールドを後にした。

さて、ここから何時ものソロの釣り。
最終最後の午前3時。ここでチャンス到来、20m先でヒットした足元まで60cmほどの魚体。
慎重にやりとりをして距離を詰めるが、ランディング寸前の最後にもがいてルアーを飛ばして元の流れに帰っていった。
ここまでも何時もどおりのお決まりパターンであり、まずは魚にやられてから、やり返すのが僕なりの流儀。
次は絶対だと、「しゃぁぁぁーっ!」と気合を入れ僅かなバイトをモノにする。
IMGP0038_convert_20100921180649.jpg
キャスト、バイトから取り込みまで、失敗無しの100点。
54cmだけど、大きな「一夜一本」
色々と事情があって釣から離れた時期も多かった今年の夏だったが、「お前はそれでいい」と今夜の魚が教えてくれた。

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  1. 2010/09/21(火) 18:59:07|
  2. 本流・鱸疑似餌釣
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筑後川 シーバス釣行 9月 センシティブゲーム。

昨夜は午後22時を過ぎた頃、ゆっくりと僕等のフィールドである筑後川へ向った。
満潮まで1時間ちょっと、先日フッコクラスを連発したポイントへ立ち寄るが、あんなに沢山湧いていたエツ稚魚の姿は消えてシーバスからの反応も希薄になっていた。

無心にキャストを繰り返していると、「ブログ:筑後川 有明鱸(シーバス)通信」の筑紫次郎氏から出撃の知らせが携帯に入り、ロッドを脇に抱え状況報告をした後しばし粘るが相変わらずの無反応である。
「居ないのか?」「釣りきれていないのか?」ルアーを頻繁に交換しながら様子を見る。
満潮で潮が止まり、気配も失い、この場所に見切りを付け筑紫次郎氏が先行している場所で合流する事にした。

合流したポイントでは残念ながら潮止まりで、こちらも魚の気配が薄い。

この時点で0時を向え、次の作戦を考えるが「手詰まり」の状態で、こうなったらとことんやるまでよ!と
そこから程近い「通称:ナガグツウェーディングポイント」へ向う事にした。

僕が上流側、筑紫次郎氏が下流側に釣座を取り、次々に流し込んで行くが序盤潮が弛んでおり、ここでも気配は薄かった。
しかし驚くほどに潮が澄んでいる、まるで秋も終わって冬になってしまった様に、それは微生物が死滅した様に寂しい透明度をもたらしている。

僕はサブサーフェィスミノー⇒トラウト系フローティングミノーとローテーションしてゆくと、ここで筑紫次郎氏のルアーに待望のアタリが来る。「おるね!」と一瞬沸立つが、その後僕が流した小さなバイブレーションのリフト時に明確なアタリがあった後、またしても沈黙してしてしまった。

潮は澄み「晩秋の色」。ならばレンジはミドルレンジかもと、ボックスの隅を突付くようにルアーを探し、スミスサージャーなど小さなジグミノー80~60mmのをチョイスする。

そして答えにたどり着いた。
フロロ6LBタックル、その限界を引き出してくれた 有明鱸は、ほぼフルキャストされた60~70m先で僕のルアーを捉えた。
獲るか?やられるのか?0なのか1なのか?

今期一番のファイト時間で、僕のナガグツの前に横たわった81cm。
IMGP0026_convert_20100915030153.jpg
久々に水中に手を入れてハンドランディングした。
IMGP0025_convert_20100915103119.jpg
魚の重さが秋風と共に心地よかった。

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  1. 2010/09/15(水) 10:30:09|
  2. 本流・鱸疑似餌釣
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筑後川 有明鱸攻略 トラウトミノーの可能性。

DSCN1531n.jpg
本来ならば釣行記を書きたいところだが、ここ最近僕は魚を見失っている。
もしくは、鱸の居場所までは掴めているのに攻略出来ていない。

僕の中で「釣と道具」は常にパワーゲームとセンシティブゲームという相反する2つのゲームをなんとか両立させてバランスを保とうとしてきた。
基本的には、繊細にする事でバイト数が伸び、強靭にする事でキャッチ率を上げてゆく。
そして繊細過ぎて獲り逃し、強靭すぎてバイトを得られないという壁に何度もぶち当たる事になる。

筑後川におけるトラウトミノーの位置付けは、センシティブゲームであり、「鱸が居ても食わせられない状況でどうバイトに導くのか?」というテーマを持っている。

バイトを得られない要因には概ね二つが当て嵌まる。
それは、「魚のいる場所にルアーを届ける事が出来てない」と「ルアーを届けてもレンジがコース、スピードが合っていない」飛距離優先にするのか?食わせを優先するのか?
有明鱸の付き場さえ把握出来ているアングラーなら、至近距離でのゲームが成立する事もご存知かと思う。
そう僕の釣りは今、接近戦に特化してよりセンシティブに食わせる釣へ向っている。

「昔は釣れた」と言葉にしてしまえば全て終わるのだけど、「今をどう釣るのか?」というスタンスで釣りをする以上、常に新しい事にチャレンジして自分の釣を変化させて手数を増やして行く他は無いと考えている。
昨年の釣りはバイブレーションプラグ強化年という感じであり、一昨年はジグミノー、3年前はシンキングミノーという具合に毎年使うルアーもそのポイントも変えてきた。

昔、利根川の鱸を釣っていた頃はトラウト系のミノーをメインにしていた時期がある。当時は河川用のシーバスタックルなど販売されていなかったからサクラマス用の竿を流用して釣っていた。
具体的にはTDミノー・シュガーミノー・パニッシュなど80mm~100mmクラスのミノーが中心だった。
過去に使い慣れたルアーの感覚は、時代がどれだけ過ぎたとしても自分の記憶の奥底、潜在意識の中にその存在感を残している。
ヘラ釣で短竿のカッツケから21尺の底釣がある様に、或いは同じ池でブラックバスを釣るのに、3LBタックルから、20LBのフリッピングタックルが存在する様に。
同じ筑後川でPE2号から 6LBタックルまで使い分けする事が然るべき方向性ではないのだろうか?40gのプラグでも5gのプラグでも、同じ有明鱸を釣る事が可能なのだ。

如何に軽く繊細なルアーでキャッチするのか?っていうのもまた面白い世界なのである。
この方向性で次回は結果を出したいと考えている。

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  1. 2010/09/13(月) 15:35:47|
  2. 有明鱸用道具
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筑後川シーバス釣行 9月 雨降る夜に。

この半月は色々な事情があって再度釣行休止状態であった事もあるが、今期は継続してフィールドに立つ時間も無く、魚の動きを見失っている。そんな9月の筑後地方はまだ日中の気温は高く、台風前の湿気の高さからか雷雨の多い天気が続いている。

仲間達は相変わらず釣行や偵察を続けているが、今ひとつ安定しない釣果がこの釣りの難しさを物語っている。
釣れれば50~90cmという一般的に考えると大物の部類になる鱸を釣っているのだから、「一夜一本」にする為には千夜フィールドに立つ事が必要であると僕等は考えている。
千夜=1000日とするならそれは3年間の間、ひたすらフィールドに立ち続ける事を意味する。
古くからの釣仲間である秩父市のN氏から教えて頂いた釣語録には「一川三年」(ひとかわさんねん)という言葉がある。まずは、同じ川を三年見てみろという意味であり、実際これをしてみるとわかる事だが確かに三年を過ぎた頃からその川(フィールド)の全体像の輪郭がわかる様になる。
それは、釣れたのは例外なのか?常態なのか?を身を持って知る事が出来るという意味も含んでいる。

さて、三年間もの時間、釣れても釣れなくても通い続ける事は容易な事では無いことであるのだが、実際に「本当の意味」で魚を釣りたいのなら、それは必然的にそうなるものであると思う。
大河であればこそ、年に数回だけ「河の扉」が開く。河の扉が開いた時、今まで気配も無かった魚達が一斉にルアーにアタックしてくるものだから、そのそれはまるで釣堀の如く入れ食いになる。もしくは見た事も無い様な大物との出会いを容易に与えてくれる。
しかしその年に数回しか無いチャンスを掴むか掴まないのかはその場に居る、つまり釣が出来る状態でなければ、話にもならない。

他のアングラー達は、少し釣れなくなるとフィールドに背中を向けて去ってゆく。
だからこれだけ情報発信をしてもどれだけ有明鱸の認知度が上がったとしても、僕等のフィールドである夜の筑後川には僕等以外の釣師を見かける事が無い。
僕等の本音には、「やり切れる者」だけがこのフィールドに残れば良いと思っている。
挑戦なら誰でも出来るが、「打ちのめされ続ける事」が出来る者は限られるという事なのだ。
その釣にとって不利益な釣れない状況をいかに楽しみ、いかに情熱を持ち続けるか?その精神力の源は、河の扉が
開く日を知った者だけに与えられる自信なのかもしれない。

僕等はまず、釣業界でもなく、有名プロでもなく。目の前のフィールドを信じているのである。

そして昨夜。筑紫次郎氏と久々に対談釣行を1時間した後、僕のステージに移動をした。
雨は断続的に降り続き、速乾性のシャツでもまるで服のままシャワーを浴びたが如くびしょ濡れになり。
レインを着れるほど気温が低い訳でなく、その「不快な夜」に僕は釣を続けた。

夜の筑後川には吸血をする為に蚊が物凄い数で僕にまとわり付いてくる。
昔は、蚊に食われると痒みと腫れが急激に来たのであるが、最近の僕は痒くもならない。
最初は刺されないのか?と思っていたがそうではなく、炎症をしないのである。
何か抗体が出来たのか老化なのかは良くわからない。

そして答えを今夜も掘り当てる事が出来た。
サイズは小ぶりであるがこんなサイズが3連発する。
DSC01515.jpg
最初の一尾はヒントをくれた。
DSC01504.jpg
二尾目からは僕に確信を推与えてくれる。

全て、エツ稚魚(有明海固有種)に付いていた魚。
エツ稚魚のサイズは3センチ未満のシラス状態であり、攻略は難しい。
しかし、釣り方は存在するからこうやって釣る事が出来る。

今年も筑後川への釣行可能日数はあと15日くらいである。
この稚魚が降海する10月半ばまでは この難儀な魚達と遊ぶ事が出来る。
今年も始まった。
筑後川を信じて謙虚にフィールドと向き合っていきたいと思った。

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  1. 2010/09/06(月) 18:55:27|
  2. 本流・鱸疑似餌釣
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プロフィール

Megaceryle

Author:Megaceryle
■北は青森県~南は九州まで釣歩いた疑似餌釣師です。

源流から沖合いまで疑似餌で釣れると聞けば何処へでも向った時期は終わり、現在は筑後地方での疑似餌釣りを楽しんでいます。

沢のイワナから青物まで何でも釣ったら面白いと思います。

今までの僕は、人から釣を学び自分の釣りにしてきた。
今現在の僕は、人に自分の釣を伝えたいと思った。
此処からの僕は、誰よりも釣を楽しんでやる。

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