コピー (3) ~ b1 東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所             2010年05月

東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所            

もっと自由に もっと深く 人と魚との出逢いを求めて。

只今、釣行休止中につき。

DSC014011.jpg
釣りに行けない時は読書でも・・・と最近気になる本を購入した。

「桜鱒の棲む川」東京海洋大学名誉教授 水口憲哉 著
フライの雑誌社
しかし、このサクラマスという魚は本当に奥が深い。鱒に興味のある方にはお勧め致します。

僕の筑後川調査ももうあと僅かでベストなシーズンを終えるのだが、まだ肝心の獲物に出逢えていない。
読書をしていて気が付いたのだが、PCの画面の見過ぎで視力が落ちた所為なのか目が疲れやすい。
もともと視力が良かっただけに残念である。

視力と言えば。その昔、釣りの大先輩であるご老輩にこんな事を言われたのを思い出した。
「○○君よぉ~おめぇだけ、魚が見える、見えるってぇのは、魚の気配がわかるってことだろ?」
「そっか、昔もある人がそうだったんだいねぇ~皆が見えないけど その人だけは不思議なことに魚が見えるっていうんだよっ」
僕はその言葉に少しだけ救われた気がした。

自分は変人じゃなく、同じ感覚の人もいるんだ・・と。

年上の釣り仲間達に、「おめえの目はおかしい」「おめぇの目は猛禽類だ」ってよく言われたものだった。

実際、僕は偏光グラスを一切使わないで今まで釣りをしてきた。
それでも、不便に感じた事は一度も無かったしこれからも使う事は無いと思う。
なぜなら、五感総てで感じ取る気配を常に意識して釣りをしてきたからに他ならない。

風の流れが目に見えないように、水面下の流れも目で見て感じるものとは異なる事もある。
見えない水中の世界をイメージする事、釣り糸から感じ取る事、それらの経験を積み重ねる事。

その繰り返しで見えてくるものがある。釣りの世界にも動体予測っていうのがあると思う。
目の前の水面や水流やラインの変化から次の予測を無意識で立てる。
魚がヒットする直前に予測が出来ている瞬間がある。
毎回ではない。でも確実にそれが使える時が来る事を知っている。

読書は、イメージの世界を確実に構築して行く事が出来ると思う。
実際の世界とイメージの世界とでは、必ず誤差が生じるものであるが、その誤差を埋めるのが実際に釣りに行く事なのだろう。
若い頃の僕は、そのイメージと現実の差が理解できず、思慮分別わからず、気配とイメージが混同して見えないはずの魚が見えてしまっていたと思う。それはある種の精神異常の状態かもしれない。

頭がグルグル回って、気が変になりそうなくらい疲れるのだけど、その感覚の釣りが好きでたまらない。
あれから随分時間は流れて、以前より随分鈍感になった。
気の所為と本当の区別が付きやすくなった。
脳が老化したか?成長したか?わからないけど、いい気分だ。

梅雨が明ける前に釣行を再開したい、そして有明海に棲んでいた「幻の鱒」に会いたい。

テーマ:フィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2010/05/31(月) 17:18:42|
  2. 竿休め
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10

ラパラ オリジナル F-9

DSCN14701.jpg
ルアーの基本がここにある。ミノープラグの手本がここにある。それが75年前に生まれたラパラ・オリジナルである。
5㎝から始まり、7・9・11・13・18cmと様々なサイズが存在する。

その中でも傑作は11cmだと僕は思う。リトリーブ中心の釣りであれば11cmが基本だと思う。

今回画像は、フローティング、9センチのモデルである。F-9が僕の釣りに登場したのは、1984年の事である。当時のベイトタックルではこの5gのバルサ製ルアーをキャスティングするのは容易い事では無かった。
「トップウォーター・ミノーイング・メソッド」という釣り方にはこのラパラ・オリジナルF‐9は非常に適しており、本物の小魚を模したルアーである。傑作は11cmと言いながらなぜ9cmを取り上げたのか?

それはブラックバスを釣るという事において僕の中ではこの9cmは外せない存在であるからだ。

ルアーには自由に操作して良いプラグと、ルアーに任せてあれこれやらない方が良いプラグというのがあると思う。
このF-9は操作して楽しむプラグであると考えている。

そしてこのF-9との思い出の舞台は20年以上前の千葉県は印旛沼になる。
時期は確か、2月の下旬か3月始め。
早春のバス釣りをしていた僕は何時もの様にスピナーベイトで、パラパラ葦を攻めていた。
幸先よく30センチクラスを2本キャッチしたあとアタリが止まり苦戦。

午前中から北風が強く、ぱっとしない状態で弱気の釣りになり、竹杭でワームにチェンジして小さいのを数本をキャッチして昼を迎えた。船は沖に流されるままにして弁当を食べながらF-9を水面に浮かべて、時折チョンチョンをアクションをして遊んでいた。

しばらくすると「ガバッ!」と出たのである。お世辞にも暖かいとは言えないまだ冬の残る天気の中、僕は唖然とした。「そうか!トップウォーターに出るのか・・ならば・・コレでどうだ?」とF-9をストップ&ゴーや背中を出してジャークなど不規則に動かし続けた。キーは岸じゃなく少し沖。
結果これが大当たりで、40前半から30半ばの腹パンパンのバスが連発したのである。

その時、多くの釣り人は岸際の葦や戸板を狙い僕に背中を向けていた。
僕は彼等の沖の何の変哲もないエリアで良型を連発だった。

5.6フィートのスローテーパーの竿に2500Cでこの軽いラパラを投げていた。
素早くロッドを振り抜かないと飛距離が出ないタックルだったのを覚えている。

ボート屋に早めに戻った頃、僕の本数は20本を越えていた。
ラパラF-9であんなに衝撃的に釣れた日は、後にも先にも無かった。

ルアーに、ラパラに助けられた一日を僕は忘れない。

テーマ:ルアーフィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2010/05/26(水) 23:16:11|
  2. 世界的疑似餌針
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:12

筑後川サクラマス調査釣行 2時間だけの自由時間。

基本的には現在釣りは休止中なのだが、2時間だけ釣りに行ける時間が出来た。
それじゃ休止になってない?と思われるかもしれないが、人間には限界があります。
いざ初夏の本流へ!
DSCN1444.jpg
紫の花をつけたのはアザミの仲間。
DSCN1465.jpg
本流の基本はダウンクロス、名人は皆この釣り方をするという。
DSCN1458k.jpg
和船は清流の為の船、日本の美学。
DSCN1460f.jpg
仲間の形見の3と大先輩の生み出した真竹の剣。
DSCN1433q.jpg
この流れで釣りたい。
画像 0860
「ゴクンッ」と左手のリトリーブが止まった。
画像 090
「ドバッ!!!!」水面が弾けた。やったのか?やられたのか?・・・
画像 091
期待は裏切られる為にある。
画像 095
僕が小さい頃、初めて釣った魚。
画像 100
鯰。
画像 103
髭が立派です。
画像 107
再び。
画像 110
それはそれで。
画像 116
ボトムを狙うとやはり。
画像 119
2時間はあっという間に終わり、日差し強く、気温もあがり日中の釣りは厳しい時期になりつつある。
本命に逢いたいけど、本命以外の全ての魚種が面白い。
5.5Fの竿で4ポンドライン。
釣師にアドバンテージなどありはしない。
瀬の1キロクラスの様々魚を掛け、その釣座から動かず、魚を追わない。
魚の勢いに負けて魚を追いかけて瀬を下ったら釣氏の負け、衝撃を吸収出来ずにラインが飛んだら釣師の負け。
走った分ラインを送り、上って来た分のラインを巻き取る。
竹竿は静かに呼吸をして魚を寄せてくれる。
僅かな時間だったが、すごく自由な釣りだった。

テーマ:ルアーフィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2010/05/17(月) 23:12:26|
  2. 本流櫻鱒疑似餌釣
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:22

雨の休日とBALSA-50

DSCN1427.jpg
しばらく釣行活動を休止しているのだが、釣に行きたい気持ちは冷める事も無く、また釣を考える時間が無くなる事も無い。今日の筑後地方には雨が降り、近所の筑後川はやや水量が多く笹濁りであり釣りは出来そうな感じだった。岸辺にはハヤを釣る人も見かける事ができる。しかし空は鉛色でそれはまるで梅雨の様な天気である。

部屋に篭り釣具を見回すと、最近開けていないタックルボックスが気になり、開けてみる事にした。開けた瞬間に目に入ってきたのは50の文字、その疲れたプラグ。そう、僕は「ファイブオー」が好きなんだ。

その昔、埼玉の田舎町でこのプラグを手に入れるのは容易い事では無かった。
JRがまだ国鉄と呼ばれていた時代に、最寄の駅から遠くの街までこのプラグを買いに行く。
僕は券売機に小銭を入れると「小人」の赤いボタンを押し切符を買った。
改札では駅員さんがカチカチとリズムを刻み切符を切ってくれる。
そのゲートを通過した瞬間に僕の小さな冒険が始まる。

さあ、財布の中の全財産から交通費を引いた分の残りで欲しいプラグを買わなければならない。
今回はどんなプラグがあるんだろう?

30分ほど電車に揺られて、僕が良く出かけたのは「吉見屋」という釣具屋である。
大宮市(現在のさいたま市)にあり、確か一階が一般釣具、二階がルアー、三階がフライ売り場だった気がする。
僕にとっては特別な釣具屋であり、普段手に入らないルアーもここでは買う事が出来た。

へドンやボーマーやレーベルのプラグの中にまだガルシアのカエルとか、アブのハイローとか、シスコキッドとかなんとなくレアな感じのプラグも売られていた。タックルハウスのツインクルを買うかアルファー&クラフトのバルサ50を買うかで悩んだ挙句、1700円くらいで買えた「ファイブオー」を買ったものだった。最初に買ったのは確かスマートアレック、その次がホッツィトッツイだったと思う。

今回のネタに撮影しようとカメラを向けていたら、過去の記憶が蘇り妄想に少し夢中になってしまった。
釣り道具ってのは不思議なもので、ルアーでも一つ一つに歴史や想い出が存在して何時でもその当時の自分に帰る事が出来る。「思い入れ」とはよく言われるが正にその通りだと思う。

釣り師ってのはきっと、大人に成りたくない少年の自分と、大人に成りたい少年の自分が複雑に共存してるのだけど本質の少年からは変化出来ずにいるのじゃないかな?と思う。

この社会で、そんな「少年」が生きる為には社会人として、大人として「小人ボタン」を押せない生活があって。
大人のフリをして行かねば成らぬ部分が大半を占めているのだけど、だけど、休日は「釣り少年」でいたいのじゃないだろうか?

釣りに行けないから、釣りに行かないのは雨の所為にして、部屋に篭り、昔の釣具との時間を過ごしている自分の本質が少しまたわかった気がした。

テーマ:バスフィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2010/05/10(月) 15:39:00|
  2. 嗚呼、釣り人生
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:16

プロフィール

Megaceryle

Author:Megaceryle
■北は青森県~南は九州まで釣歩いた疑似餌釣師です。

源流から沖合いまで疑似餌で釣れると聞けば何処へでも向った時期は終わり、現在は筑後地方での疑似餌釣りを楽しんでいます。

沢のイワナから青物まで何でも釣ったら面白いと思います。

今までの僕は、人から釣を学び自分の釣りにしてきた。
今現在の僕は、人に自分の釣を伝えたいと思った。
此処からの僕は、誰よりも釣を楽しんでやる。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

BlueBlue

BlueBlue.jpg

「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」

ima

ima_banner.gif

株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

Hook UP

釣りと釣り人をニュースにする、NEWなNEWSログ

hook UP logo

筑後川 有明鱸(シーバス) 通信

筑後川有明鱸の釣仲間 「筑紫次郎」氏のブログ。 過去数年間に渡る豊富な釣行データは必見です。

陸っぱり疑似餌研究所

okappribanner.gif

「筑紫次郎」氏運営のサイト。 「陸っぱり疑似餌研究所」は フィールドの選定や開発を行い 「陸っぱり」からの「疑似餌」を使った 「釣り」に焦点をあて、 「知的好奇心」よりフィールドや魚種の研究 疑似餌やタックルの研究開発を行うことを 目的に設立されております。

八丈島のアシタバ青汁

健康上級者の青汁

 

健康上級者は釣も上級者! 明日の為におすすめです。

アマゴとヤマメ釣り 渓流茶房 エノハ亭

banar03.jpg

ブログ:九州の渓流釣り「憧渓」さん運営のHP。 「えのは」とは?九州の渓流とは?を大変わかりやすく紹介されています。 只今、渓流釣りのビギナーズスクール開講中!

プロショップ オオツカ トラウトブログ:内藤 努のSweet Stream

blogtitle.gif

昔からの釣仲間である内藤氏の勤める「プロショップオオツカ」のスタッフブログ。最先端の渓流ベテランアングラー。

風来房

a2731516.jpg

千葉県房総半島発のブログ。ショアからのヒラマサを狙う男の世界です。シーバスやヒラメなど河やサーフの釣行レポートも見所です。

東京湾シーバスガイド スズヤ

suzuya.gif

四半世紀以上ガイドを続けてる凄腕の親子です。 僕がお世話になったガイド船、スズヤのHPです。 東京湾のシーバスで腕を磨きたい方はお勧めです。

naniimo

img-nanimo.jpg

自然(nature)と協調した 素敵な(nice)映像(movie)を製作している。 ㈲ナニモさんのサイトです!

YGL寄居 (閉鎖中)

YGL寄居

40年の歴史ある管理釣り場。 僕のスプーニングの原点でもあり、お世話になった釣り場です。 常連のメンバーも素晴らしい人ばかりです。 禁漁期間に腕を上げたい方にお勧めです。 ※2010年 現在閉鎖しています。

Flyfishing from  Mt.Pigeons!

bnr1[1]

埼玉発、フライフィッシャーマンの「しげさん」を中心に運営されているサイトです。渓魚~里川のオイカワまで楽しんでらっしゃいます。

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

地域別のアクセス状況


ジオターゲティング

天気予報

月齢

fxwill.com

潮汐表

潮汐表2

福岡県-三池
提供:釣り情報フィッシングラボ
佐賀県-若津
提供:釣り情報フィッシングラボ

潮汐表3

過去の人気記事

最近のトラックバック

RSSフィード

バナー

ご自由にお持ち帰り下さい。

コピー (2) ~ base

リンクフリーです。 リンクに関するお問い合わせは、メールかコメントにてお願い致します。

問い合わせ・質問はこちらでも受け付けます。

内容は釣り関連と限らせて頂きます。釣り以外の事には対応しかねます。 尚、例えば「ポイントを教えて?」など内容によってはお答えしかねますので予めご了承願います。

名前:
メール:
件名:
本文: