コピー (3) ~ b1 東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所             2010年04月

東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所            

もっと自由に もっと深く 人と魚との出逢いを求めて。

僕のリールと呼べるものを求めて

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十数年前に青森県下北半島遠征でアメマスの為に購入したダイワ精工の「トーナメントZ 2500Sia」である。

6月注文してから納入まで時間がかかり、催促したところモデルチェンジをするので少し時間がかかると言われ、7月初めの出発直前に届いたリールである。アメマス意外にも三国川ダムのイワナ、魚野川本流のミノーイング、利根川本流のヤマメ、遠征時のサクラマスライトタックル、ダム湖のスプーニング、東京湾流入河川や利根川のシーバス、ボートシーバス、そして利根川サクラマスのメインリールでもあり、その他にもバス釣りやエギングまでこのリールは実に十年以上、僕に酷使された。

以前このブログで記事にも書いたがメインギア・周辺ベアリングは2回交換、ベールスプリング交換、ラインローラーは3回、ハンドルも一回の交換をしている事からも車で言えばもはや20万キロ以上走ったポンコツと言えるだろう。

それでも手放すつもりも、もちろん引退させるつもりも無い。
それは、ABUカーディナルC4の次に手に馴染んだリールでもあるからだ。

一つの道具を十年使うと微妙な変化を感じ取るセンサーにもなる、身体の一部になるとでも言えるだろう。
水流の変化や掛かった魚の動き、ルアーの波動、レンジ、針の掛かり方、魚種、ラインの性能差、飛距離の差、竿の良し悪しなど様々な情報がこのリールからは読み取れる。

ここ5年くらいだろうか?中古釣具屋という便利な店が流行っている。そんなに頻繁に買う事は無いが店で見かける道具を見ながらあれこれ考えるのもまた楽しいものである。そして中には殆ど使われていないリールを見かける。そして、真新しいルアーやコルクの汚れすら無い竿や道具達。どうして?って商品が沢山ある。

最新モデルを使いたいという気持ちはわからなくは無いけど、ろくに使わずに古くなった道具を二束三文で売るのもどうか?と思う。逆にそれも買う側からすれば、良好なコンディションの道具が格安の中古で売られているのならそれに越した事は無いのだが。

もう少し使ってみて自分に必要か?そうでないのか?を判断してもいいと思うのだが・・少々残念な気持ちにもなる。

僕は、少し草臥れた、デザインの古い道具も10年を過ぎ20年を超えたあたりからまた新たな魅力や輝きを放つ様になると思っている。新品では無く使い込まれた道具である事に誇りも魅力も感じる。

一部のカーマニアの世界ではネオ・クラッシックと言われる80年代の国産車がまた脚光を浴びつつあるという。
釣具の世界にもそんな古くて新しいカッコ良さはあると思う。
僕も古い道具は好きであり、実際使うが、それには自分の釣り人生で登場したものだけに興味があり、逆に生まれる前に作られた道具には実はあまり興味が無い。

人は見かけで判断出来ないかもしれないが、その釣師に使われている道具は、その戦歴や趣味を表すものであると言える。個性の強い釣師は異彩を放つ道具を上手に使いこなし、標準的な釣師はみな似たような道具を使う。
ある種のオーラの様なものがその使われる道具をはじめ、服装や佇まいに至るまで、その釣師の存在感すら形成すると思う。

僕のリール「トーナメントZ 2500Sia」も徐々に無数の傷に味を帯びて存在感の強いリールに成りつつある。
まだそんなリール使ってるのか?とか 今時そんなのをとか 言われても構わない。
僕にとってベストでなくてもいいのだ、ベターな道具であり続けてくれる事にこのリールを使う意味が見えてくる。
もっともっと使い慣れた「モノ」を求めて行く事が今の僕には必要かもしれない。



追記:釣行記を楽しみにされていた方には申し訳ありませんが、諸事情により暫く釣行を休止致します。
   (一時的な理由につきご了承下さい。)

テーマ:フィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2010/04/23(金) 00:21:52|
  2. 釣の道具道楽
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筑後川水系オヤニラミ釣行 4月 スピナー釣り。

今回も最初に竿を出したのは小さな小川。風情のある橋とその流れに期待したものの狙いのオヤニラミの姿は見つける事が出来なかった。水深は深いところで80cmくらいだろうか?砂底が藻が密生しており、その藻の中を、オイカワ・ハス・カマツカ・コイ・フナなどが潜ったり出てきたりを繰り返している。
この地方ではオヤニラミの事を「ミズクリセイベイ」と呼ぶそうだ。由来は産卵後に巣を守る時に、鰭を使って新鮮な水を送る仕草からそう呼ばれているらしい。
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風下からのやや強い風がアプローチの際にルアーを引っ張り、狙いたい場所にルアーを送り込めない。
そんなコンディションでは風を僅かでも避けてアプローチした方が間違いは少ない。
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こんな木陰の流れに潜んでいないか目を凝らして探して見るが、カマツカとフナが目立ち肝心のオヤニラミの姿は無かった。今回も下見の心算なので小一時間で小休止。
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前回、オイカワを釣った巨瀬川へと移動した。この川の上流には完成して間もないダムが有り、放水の加減なのか水量は安定している。この流れも人間が造った小川や水路ではあるが、永い時間は徐々に構造物を風化させて、植生を生みやがては元の姿に戻そうという力が働くものである。川岸には草木が茂り水辺には簡単に近づく事が出来ない様になる。小魚は適度に守られ適度に餌として鳥達の命を繋げるのである。そしてこの日もカワセミやカイツムリが盛んにオイカワを捕食していた。水鳥からのプレッシャーは相当なものである、鳥が飛ぶとサッと小魚達は姿を消し暫くするとまた出てくる。そんな時は鳥に狙われないサイズの魚だけは盛んにルアーを追った。
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まるで果実の様に赤く、追星の付いた大型のカワムツ。20センチを超えた見事な魚体であり、体高は指3本有る為、ヨンロクのロッドはバットから絞られて良いファイトだった。同じ水系にはヌマムツ(カワムツB)もいる事から、オイカワ、カワムツ、ヌマムツ、ハスが全て揃う水系であると言える。これでオヤニラミが釣れれば最高なのだが。
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対岸の葦際5センチにスピナーが着水すると同時に銀色のコイツにひったくられた。このハスも30センチに近い魚体でなかなかの引きを楽しませてくれた。この川はひょっとすると#3くらいのフライタックルでウエットの釣りをしたら面白いかもしれない。ルアーは手返しが良く、効率的に釣る事が出来るのであるが、逆にあまり釣れ続く事は無く、数投で勝負が決まってしまう。逆にフライの場合は同じコース同じフライでも数回は同じ手が通用する。
釣り下りながら大型オイカワ、ヌマムツ、カワムツ、ハスと釣れたら楽しいだろうなぁ?と妄想してしまった。
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オヤニラミは簡単には釣れない様であるが、オイカワ「ハヤ」の釣りには最適な場所が見付かったので良しとした。
何時かこの流れでフライを流そうと思う。オヤニラミは風の無い日にまた探す事にしよう。

テーマ:ルアーフィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2010/04/14(水) 00:36:08|
  2. 川眼張疑似餌釣
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筑後川水系オイカワ釣行 4月 息子との約束。

このところ風が強い日が多く、なかなか日中は釣りに行く時間も無く。
そんな理由もあって、オイカワ釣りをお休みしていた。
あと僅かで4歳になる息子が最近、「保育園に行きたくないーー 釣に行くーー!!」と駄々をこねる事が多くなってきた。じゃあ釣りに行こうか?と騙して保育園に送っていく毎日なのであるが騙し続けるのも少々可愛そうなので釣りに連れて行くことにした。
釣りに行きたいのか?保育園に行きたくないのか?は、僕にもよくはわからないが、風の穏やかな午後に少しだけ時間が出来たので近所の小川へ。
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完全に春色に景色を変えた近所の小川。
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日差しも強く、気温も20度近くまで上昇した。
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僕が息子の背後からロッドを持ち、キャスティングしてウエットを流しての一匹。本人もよく理解はしていないだろうけど、ハヤ、ハヤと言って喜んでいた。本当は図鑑で見たカレイが釣りたかったと話していた。
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お腹のポコっとふくれたオイカワ。ライズも多くドライで楽しめた。
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お行儀良く大人しくしてくれないオイカワでしたが暴れて疲れて寝てくれた。
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小畔川通信のjetpapaさんが釣られてる関東のオイカワと比較すると婚姻色が弱い気がする。
ここ九州、筑後川水系のオイカワは総じてこの銀色が強い個体が多い気がする。
昨年秋からではあるが色の濃いオスにまだ出会えていない。夏には釣れるのだろうか?
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流れの速い場所でフライを捕らえたのは、ハスの子供だった。
大きくなるとオイカワを捕食するハスも、小さい頃はオイカワと共生して仲良く同じ群れにいたりする。
そのうち息子は釣りに飽きて、僕は釣りに夢中になり、僕は小さなドライフライを息子は落ちてるどんぐりを拾い集めてライズにめがけて投げていた。
それはそれで釣りの難易度が上がって楽しめたりする。

テーマ:フライフィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2010/04/05(月) 18:26:14|
  2. 追河毛鉤釣 
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Megaceryle

Author:Megaceryle
■北は青森県~南は九州まで釣歩いた疑似餌釣師です。

源流から沖合いまで疑似餌で釣れると聞けば何処へでも向った時期は終わり、現在は筑後地方での疑似餌釣りを楽しんでいます。

沢のイワナから青物まで何でも釣ったら面白いと思います。

今までの僕は、人から釣を学び自分の釣りにしてきた。
今現在の僕は、人に自分の釣を伝えたいと思った。
此処からの僕は、誰よりも釣を楽しんでやる。

書籍 東洋式疑似餌釣研究所 2008~2010傑作選

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過去記事から編集をした電子書籍です。 こちらも宜しくお願い致します。

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