コピー (3) ~ b1 東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所             2009年05月

東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所            

もっと自由に もっと深く 人と魚との出逢いを求めて。

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利根川サクラマス 仲間達からの報告

昨日、嘗ての利根川仲間から連絡を受けた。どうやら今年は釣れていないというか遡上が少ない為、難しいらしい。
僕は「今年が普通で、ここ何年か調子が良かっただけだよ」と答えた。
群馬県の漁協が鮎を諦め?サクラ系のヤマメを放流しだした6~7年くらい前からサクラマスの遡上が多くなり、比較的釣りやすくなったとはいえ、狙う人間が100倍くらい増えて簡単ではなくなった様子である。

僕が始めた頃は、超メジャーポイントでもほんの数人、顔見知りが来るくらいで本当に狙う人間は少なかった。昔は釣れないのが普通で釣れることが奇跡だったものだ。もう少し長い目で河を見てほしいというのが僕の願いであり、少し着眼点を変えれば違う釣もまた見えてくるものである。
DSC00259_convert_20090524225302.jpg
 僕の経験から言えば、暖冬の翌春と秋の増水が少ない翌年は小型(戻りヤマメ群)が多く、大型は早期と後期に痩せたものが少し釣れるくらいである。
15年間毎日のように竿を振り、誰よりも広範囲に探り、毎年川底が変化するのも確認していたからこそわかることがあると思う。ただ残念なことは海までポイントは無限に広がっているのに、ほんの数キロの区間でしかアングラーの姿を見かけることは無いということである。
地元の川漁師さんに言わせれば遡上は8月でも見られ真夏だって網に入るという。事実シーバスが釣れるような下流で10月にサクラマスの綺麗な死骸を見つけたこともある。
台風で増水した9月には河原の道路でサクラマスが獲れたという漁協のおじさんもいる。もし僕が地元の北関東を離れていなかったら、間違いなく時期も場所も他人とは違う事をしていたと思う。ヤマメ圏ではない下流の越夏するサクラマスや本流ヤマメが必要とするものは、ズバリ伏流水である。伏流水は地層の変化するところに必ず湧いている。岩盤、ナメ床がポイントである。

それは、堰の下にも湧いている。堰堤や河口堰は遡上魚であるサクラマスの足止めの障害であり、一級ポイントとされているが、同時に必ず、湧水のポイントでもある。たかだか2mくらいの落差など遡上魚の障害でも何でもない、楽々飛び越えるだけのスタミナを彼らは持っている。そこに居る(釣れる)理由は溜まるというよりも付き場だからなのである。大ヤマメは生活に適正な場所以外に、定位はしない。それと浅い場所は危険である為、木の下などに姿を隠している。湧水、岩盤、水深、水圧、日陰。その要素の整った場所こそが彼等のポイント(越夏する場所)である。

堰堤の下に魚が溜まるというのは人間目線であって、これから遡上する先の障害物の事など彼等には関係無いと僕は考えている。降海する時に、ここに堰があってこっちに支流があって・・・なんて考えて覚えているとも考えにくいのである。魚達の目線にあるものは、安心して外敵から身を守ることが出来て、生命の危険(高水温)を避けられる場所なのである。それは秋の産卵の為に、自分の強かで賢い遺伝子を残す為なのである。
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テーマ:ルアーフィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2009/05/24(日) 23:38:39|
  2. 本流櫻鱒疑似餌釣
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若いからできた釣り、これからできる釣り。

collage1.jpg         少年時代から30年釣りを続けてきて思うことがある。結局、子供の頃憧れた魚を今も釣り求めているし、これからも続けて行くのだろうけど、若くて体力も無茶も出来るうちは我武者羅に釣りをしていいと思う。本当に河に立ち続けた者しか知ることの出来ないものがある。ひとつは気候や地合いを肌で感じること。雨が来る、風が吹く、冷える、蒸す、照る、陰る。など気候は常に変化し続けている。また水色や水温も変化を続けている。いつ釣れるかなんて事は誰にもわからないけど、ここがこの釣りの芯であるかどうかは肌で感じるようになっていく。もうひとつが、かけがえの無い仲間達との出会いと別れである。釣りをする人間は数多くいるけど、方向性が合う仲間っていうのは稀にしか現れない。俺は一匹狼でやるんだという方も中にはいるのだろうけど、一匹狼がもう一人いたら、釣りはもっと楽しくなるはずだと僕は思っている。そして必ず別れがある。悲しい事だが、それは唐突で止めることなんて出来やしない。最後に感謝することであると思う、自然にも魚にも仲間にも。本当は釣り馬鹿を支えてくれている家族や妻に感謝するべきなのかもしれないが、僕はまだその面では修行が足りていない。
仲間に感謝しているのなら、挨拶はするのが当たり前だろうしマナー違反なんてことは無いだろう。
魚に感謝しているのなら、極力傷をつけないように丁寧にリリースするだろうし、自然に感謝しているのならごみなど捨てて帰ることは無いだろう。何度も話したが、僕は最近釣った魚を食べるようになった。そして食べきれない分は釣らないようにしようと思う。それが釣れた事へ感謝であり、興奮と感動におかわりは必要ない。

このところ天候はバッチリで本流に出かけたい気分であるが、色々と事情があって釣りに行ける感じではない。行くとしても夜、ほんの数時間。でも行けないもどかしさはあまり感じていない。昔釣ったからいいんだと言い聞かせている。もう遠征などもあまり考えていないので近所で確実に状況を掴んで釣りを楽しんで行こうと思っている。年なのか仕事の影響か?目が最近見えなくなってきた。それに太った僕の体は昔の様に山を歩く事が出来るのか不安でならない。目が駄目になる前に、フライを少しやりたい気分である。オイカワなら近所の小川にいるのでミッジを巻こうと机のバイスに向かったが、創作意欲が湧く事もなく、はかどらない。そうこうしているうちに小川は藻に覆われてフライが流せなくなる。昨年もそうだったのだがわかっているのに出来ない。本当に釣りたい魚はなんだろうか、少し見失い気味である。そんなウダウダとしている間にシーバスがベストシーズンに突入してしまうのだろう。そうなると他の釣りはまた来年に課題を残したままお休みになってしまうのだろう。駄目だなこんな事じゃ。

  1. 2009/05/21(木) 00:19:56|
  2. 釣の能書きと愚痴
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有明海 ライトゲーム

金曜日の夜、数週間ぶりに釣に出かけた。目差したフィールドは有明海、同行者は筑後川鱸(シーバス)通信の筑紫次郎氏である。既に氏のブログにてその内容はアップされているので興味のある方はご覧ください。
mebaru.jpg        近年、急激にゲームフィッシュとして認知されたメバル。初心者からベテランまで楽しめる釣である。こと有明海に関してはまだまだ開拓もされておらず、様々な可能性を秘めているが、生息しているエリアは意外と狭く、まだまだ要調査である。そして現在行ってるメソッドはシビアな釣り方で、ボトム付近を風に乗せ、潮に任せてドリフトさせるというもの。そのマニアックさに少し嵌りつつある。
takenoko_convert_20090518003544.jpg        こちらは、タケノコメバル(ベッコウゾイ)である。有明海ではこの種が広い領域で生息している様子である。獰猛な性格なのでシビアさはメバルほど必要無いが、居る居ないのはっきりした魚である。名前にもソイが付くが、以前、東北地方で散々釣ったソイに性格も似ている。
この魚達は、潮汐5mの有明海に生息している故に、釣り場の地合いは短く、鱸同様、タイミングに合わせて攻略する必要がある。狙うアングラーも少ない為、色々な意味で自由なので今の僕には大切なターゲットである。

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  1. 2009/05/17(日) 01:16:54|
  2. 沿岸小物疑似餌釣
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筑後川 河の扉はいつか開く。

筑後川4 5月、ゴールデンウィークを終えて何時もの日常生活がまたやってきた。この5月は事情があり、竿を置いている。つまり釣に行くこともなく、時間だけ過ぎている。日中、照りつける初夏の陽気は本流ヤマメ・モドリの盛期が近づいている事を教えてくれる。そろそろ夕マヅメには大きなヒゲナガが水面を舞う頃なるだろう。いざそうなると一時的にヤマメが夜行性になり夜の釣になったりもする。あそこで、ああしてこの時間にこうしてと、色々と試したい事ばかりなのに。わかっているのに釣に行けないもどかしさを今味わっている。
釣りたい時に釣に行ける自由はもう僕には無いが、釣りたい気持ちの情熱は冷める事も知らず、赤々としたマグマのように僕の中にグツグツと煮えている。シーズン初めには、この時期はここに、何月はあそこにと、次々と計画を立てるものの、その半分もこなす事が出来ずに秋を向え、燃えきれずに冬を越える。何十年もそんな事の繰り返しでわかってはいるものの、やはり僕はシブイ枯れた釣師に成り切れないのだろう。じゃあ熱く向き合えるのか?って聞かれたらそれももう出来ないと答えるだろう。こんな事を書いていいかと悩むが、釣はめんどくさいのである。
一度めんどくさくなると、その釣をするのは苦痛意外の何者でもないということになる。情熱は僕の原動力なのだが、一度その熱が冷めてしまえば準備も針を確認する事や、糸を結ぶ事さえめんどうになってしまう。鬱病の様に虚しさと脱力感に見舞われ、河原に立つ気力すら持てなくなってしまう。
釣るの?やめるの?その心の葛藤は何時でも僕の中にあるのだ。そんな諦めの釣りにも突如、河の扉が開き、信じられないくらいの感動と興奮を僕等に与える。横たわる魚体を手に収めると、今まで釣を続けてきた事を良かったと素直に思える。そして何時か、その時が来るのを知っている。
釣れなくても、本流用の竿がなくても、ウェーダーが無くても、金が無くても、ルアーが無くてもこの本流のルアー釣を始めた時の僕は、何時か報われる確信があったから始める事も続けることも出来た。
サクラマスの釣れなさに、挫折などする暇もなくフィールドに通い続けた。そう、めんどくさくてもそれをせずには居られなかった。
今、僕が抱えた課題、筑後川のサクラマスは、途轍もなく、めんどくさい。あと残りのシーズン、行けるだけは行く事になるだろうが、結果を出せる自信も確信も薄い。少ない釣行日数でこの魚をモノにするには。釣れるイメージを常に描き続ける事なのだと今は思う。
そうすれば、必ず河の扉は開く時がくるものだ。今までだってそうだった。これからもそうに違いない。

テーマ:フィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2009/05/11(月) 23:31:02|
  2. 嗚呼、釣り人生
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ハンドルはどちらが? 右巻・左巻

最近、気になる事がある。それは右巻きなのか?左巻きなのか?ってことである。僕の場合、ベイトタックルは右巻き、スピニングは左巻きである。最近釣雑誌などのグラビアで、ベテラン、エキスパートのその巻きについて確認してみた。意外と僕と逆の方が多い。
DSC00248.jpgまずはスピニングから、渓流などの手返しを追及した釣では、右手キャスト左巻きの効率は良いと言える。ルアーが空中にあるうちに持ち帰る荒業をこなす友人もいますが、あまり現実的ではないと思います。彼場合、明確な理由があって微妙な操作は右手(利き手)の方が長けていると言う。確かに言われてみればそうかもしれない。続いて同じスピニングでもジギングなどのハードなシーンでは右巻きのアングラーが利き腕の力の関係で多い気がする。どちらでもいいことなのかもしれないが、気になりだすと夜も眠れない(笑)
ちなみに、ミッチェルにも301、409などの右巻きモデルが存在するので、世界には右巻きユーザーも確実に多く存在する。しかしABUのスピニングでも古い物は33や44などは左巻き仕様のみとなる。無論、最近の国産はどちらにも対応するが、メインギヤーの取り付け方向も同じでいいのか?と気になってしまう。
DSC00251.jpgベイトモデルは右巻きが大半であるが、昔から左巻きは存在する。ABUで言えば5001Cがそれにあたるし、90年代からはXLT-ⅠLHあたりから左ハンドルモデルが続々と発売され始めた。ダイワで言うとファントムPT-33というモデルは左ハンドルである。あとはシマノで言えばブラックマグナムあたりから左ハンドルモデルが登場し始める。時代的に、トーナメントユースなのは間違いないが昔ながらの右ハンドルが僕は使いやすい。中学生の頃、右肘を骨折したことがあり、その数ヶ月は左腕でキャストし、右手で巻いたというかハンドルノブを軸にロッドをまわす感じで巻いて釣をしていた記憶がある。釣り馬鹿は生まれながらにして釣り馬鹿であるといえる。

さて、みなさまはどっち派なのだろうか?コメントお待ちしております。出来れば理由も教えて頂けると幸いです。

テーマ:フィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2009/05/07(木) 22:16:24|
  2. 釣の道具道楽
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僕らのフィールド 未知なる魚を求めて

筑後川          先日、筑後川鱸(シーバス)通信の筑紫次郎氏と有明海沿岸に釣行してきた。毎度の事であるが、潮汐大きく濁ってることもあるが海洋生物、それに魚類多く豊かな海であることに驚かされる。そこと山々からの水を繋ぐ大河である筑後川であるが、この河の性格をまだ把握できていないし、固有種の行動など、まだまだ知らないことばかりだ。筑後川は嘗て暴れ河だったという事もあり河川工事が到る所で行われており、堰や堰堤にテトラ、排水機場など人工的な構造物も多い。沈所(ちんしょ)というのをご存知だろうか?コンクリートテトラを作る技術など無い頃は、もちろん護岸も石組みであり、その昔、流れの当たる場所は岬状に石を積み杭を打ち沈所というもので流れの強さを弱めていた。現在はその様な沈所はテトラやコンクリート護岸に変えられた場所も多く見た目には中々わかり難いが、川底には嘗ての構造物が現在も残ってる事が多く良いポイントになっている。泥砂の川底にいきなり人の頭ほどの大きな石が積まれているような場所は意外と人工的に作られた沈所であることが多い。沈所には、海老やハゼ類が多く生息してそこにフィッシュイターである魚食性の魚も居付く。
そしてこの有明海と筑後川には固有種や希少種が多い、エツをはじめクルメサヨリ、アリアケヒメシラウオ、オヤニラミまで生息する。そしてそんな本流にヤマメが居ない筈は無い、サクラマスだって居るのではないか?もちろん結果は出ていないが調査釣行を継続していくつもりだ。当面の目標は有明海沿岸からこの本流、そして夜明ダムや江川ダム、合所ダムまでを僕のフィールド(釣り場)と考えてその中で様々な、スタイルで疑似餌釣を楽しみたいと思っている。僕の故郷の川ではサクラマスの釣果が聞こえ始める時期になった。仲間の一人はもう今年は釣らないと話していた。理由は人が多すぎるということである。サクラマスは20年前、30年前でも泳いでいたが、誰からも狙われる事無く悠然と泳いでいたのである。この釣の開拓時代から、やがて情報は広まりだし、人伝の情報も、NETや雑誌に掲載されるようになるとポイントのキャパシティよりも釣り人が増えてしまうことになる。恐らく全国のサクラマス河川はそうなのじゃないだろうか、釣ることで「自慢」や「優越感」や「達成感」・「自己満足感」というのに酔えるのかもしれないが、それは釣れる場所で釣れる時期に釣れる釣り方でやれば小学生でも釣れる魚なのである。 釣れる方法を探すこと=河を知ること だと僕は思っている。最近釣った人には申し訳ないが、その後は誰かの釣のコピーである。真似は僕のいう釣りではない。
それを認めないとか否定するという意味ではなく、もちろん、最初の一匹はコピーでも網でもなんでもいいと思う。ただもう何十年も釣りをしているアングラーはそうあるべきでないと思うということである。もしここに気付きがあれば、自分のフィールドをより深く見つめる目を養って欲しいと願う。
よくあるメジャーな実績ポイント、そこから15キロ上流や下流には、釣り人などまるで居ない未知のフィールドが広がっている事を知って欲しい。 実績=人が多いから ということなのである。
海から山まで河であるし、その一部分しか魚が居ないなんてことは有得ないので、フィールドのマクロな見方と現場でのミクロな視点が必要なのではないだろうか。全てはこの疑似餌釣をより愉しむ為に。
  1. 2009/05/03(日) 07:33:06|
  2. 野外調査・研究考察
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

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Megaceryle

Author:Megaceryle
■北は青森県~南は九州まで釣歩いた疑似餌釣師です。

源流から沖合いまで疑似餌で釣れると聞けば何処へでも向った時期は終わり、現在は筑後地方での疑似餌釣りを楽しんでいます。

沢のイワナから青物まで何でも釣ったら面白いと思います。

今までの僕は、人から釣を学び自分の釣りにしてきた。
今現在の僕は、人に自分の釣を伝えたいと思った。
此処からの僕は、誰よりも釣を楽しんでやる。

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