コピー (3) ~ b1 東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所             自由釣行

東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所            

もっと自由に もっと深く 人と魚との出逢いを求めて。

フライ de ドンコ

先日のオヤニラミ釣行の際に、偶然釣る事が出来た魚。

ドンコ 学名: Odontobutis obscura

スズキ目ドンコ科に分類され、ハゼの一種であり、海を忘れた純淡水生の魚である。

さて、釣りには偶然から生まれる発見に、再現性を重ねて行く楽しみ方もある。



日常という窮屈な時間の僅かな隙間に、隙あれば竿を持ち釣りに出掛ける。

僕もそんな釣師のひとり。

この朝も初夏の強い日差しが、梅雨を忘れさせる。
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紫陽花の青は、そんな空の色に似ている。
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何時もの小川には、何時もの澄んだ水が滔々と流れている。
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時には、こんな魚が足元を横切りびっくりさせられるが。
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少年時代はこの魚を釣るのが夢で、大物を釣ると学校で自慢できたりしたものだったが。
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今は不思議と大きな淡水魚よりも小さな淡水魚に興味があるので、狙ったりはしない。
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その後ろ姿を見送りながら、大人になり、彼が外来魚であることを知った僕は少し複雑な気分になる。

今回の狙いはこちら。
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隙間の影に、アウトリガーにしたビーズヘッドニンフを漂わせて、パクリと食った魚。
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海を忘れた、淡水のハゼ、ドンコ。

この魚がフライで狙って釣る事が出来る魚であることが確認できた。

それはとても地味な釣りだけど、釣れ上がる愛嬌ある可愛い魚に嬉しくなる。

何匹も数を釣る小物釣りもあれば、一つの出逢いに満足できる小物釣りもある。

何処までも釣りは自由である、さあ次回はどこで何を釣ろうか。

テーマ:フライフィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2013/06/07(金) 23:21:25|
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オヤニラミ釣行写真

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  1. 2013/05/09(木) 01:21:54|
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日本の釣りを楽しむ (淡水小物)

堅く閉ざされた冬は終わり、やわらかな春はすぐそこまで来ている。

今日は、久々に釣に出掛けた。

少しばかり、不思議な体験と、小さな魚と、夢のある未来に出逢えた、それを話したいと思う。

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今日は「小物釣」である。そう、餌釣だ。

選んだ餌は「紅サシ」。

川釣ではポピュラーな釣餌であるが、餌=魚が普段食べているものではない。

ハエの幼虫、蛆を食紅で着色した虫餌が「紅サシ」である。

主に、ハヤやウグイなどの淡水魚の釣に使われる餌である。

自然界では、この時期、蛆などいない。

そういう意味では疑似餌と言える。

さて、午後、気温が上がってからゆっくりと家を出る。

何時もの店、近所の釣具屋で「紅サシ」を買おうとしたが、生憎、休業中。

この店の店主は70代のご老輩、ハヤ釣りのベテランだ。
手書きで。「しばらく外出しています」と張り紙がしてあった。

病院にでも行っているのだろうか・・・

単線の小さな駅に伸びた、真っ直ぐに続く道、この古びた街の商店街。

軒並みシャッターが下りて、賑わったであろう昭和の時代の面影だけを・・今も残している。

たばこ屋の看板、手書きの道案内、古びた街灯、タイル張りの建物、その店構え。ここは九州だというのに、僕が子供の頃に見ていた原風景に何処か似ている。

この科学技術の進歩した現代、人工なんちゃらで、何でも作る事が出来たりするみたいだけど、未だに夢のタイムマシンは無い。

それでも、この遠い記憶の街に足を運べば、少し不思議なタイムスリップをする事ができる。

今日のところは、店主の事が少し心配だが、また来てみるとするか・・・・・


仕方なく、隣町の釣具屋まで足を伸ばし、古びた店内に入る。
さっきの店より、更に古い感じだ。

大丈夫だろうか?チャイムが3分以上鳴り続いているのに、店の人が出てくる気配は一向に無い。

確か、高齢の老夫婦が営む店だったが・・・・どうも様子がおかしい。

店内には、80年代のデュポンストレーンの什器、有得ない様な古のリール、黄色いダイワの看板。

ここも、完全に時間が止まっている、全て昭和の時代のまま止まっている。

自分がいったい何時の時代の何処にいるのか、わからなくなりそうだ。
堅く閉ざされた冬は終わり、やわらかな春はすぐそこまで来ている。

今日は、久々に釣に出掛けた。

少しばかり、不思議な体験と、小さな魚と、夢のある未来に出逢えた、それを話したいと思う。


それにしても、誰も出てこない。

僕は、この時代から現代に帰れなくなりそうな、まるでタイムトラベラーの映画を見ている時に感じる「自分がいた時代に戻れない恐怖」を少し覚えた。

5分は過ぎただろうか?相変わらず、ピンポン~パァ~パ♪と来客を報せるチャイムだけが、狭い店内に鳴り響いている。

少々心配になり、母屋へ続く年季の入ったベニヤの扉をドン!ドン!と強めに叩きながら、「こんにちは~!」と訪問営業ばりに声を上げてみた。

すると、ギシギシと足音が近づいてきた。
婆さんの声で「あい、いらっしゃい。。」

なぜかハイではなく、アイに聞こえ、そこに濁点が入る感じの「あい゛」だった。すみません。紅サシありますか?とたずねる。

「あぁ・・・・すんましぇーん、切らしてるねぇ。。」

さすがにガックリだったが、目の前のテーブルにそれらしきものがある。

あのぉ?これは?・・・と訊ねてみると。

「あ、あぅた!ここにあったね・・」

痴呆症なのだろうか・・・

色々とネタは十分過ぎるほどだったが、お目当ての「紅サシ」は、無事に買う事が出来た。

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知っている人は知っている?30年以上前からある「ダン」値段も当時のままだ。道糸は0.8~1号で良い。

僕の道具もそれくらいの代物ばかりだから時代的には丁度良い。

昔から変わってない中身、90年代に少し針を買い足したくらいか。
今回の主役はこれ。
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どういう理由で僕の元に来たのかは、わからないが。
竹宝作 たなご竿。
日本の匠、工芸品、芸術作品。
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ではなく、その先の青年、タカヲ氏九 州 釣 行 記 @ 福 岡である。

この地でオヤニラミに一番近い男だ。
餌釣りでも、ワームでも釣った事があるという名人だ。

そして、今回の釣行は始まった。

僕よりも一回り若い釣師、タカヲ氏とは、ブログを通じて知り合った。

情報発信する事で、逆に情報を戴く事も出来る、そして仲間と簡単に出逢う事も出来る。

時にそれは、素晴らしい事だと思うが。

欲を言えば、彼とは同じ小川を釣る者として、出来れば現場で偶然とか、エピソードの物語付きで逢いたかった。

それぐらいの良い男だった。

それが何十年先だったとしても、必然的に出逢う者は出逢うだろう。


平成の時代と呼ばれる現代。

人との関わりはスマートホンやSNSなどのコミュニケーションツールで構築され、リアルタイムで繋がり、「いいね」を無意識に押してしまう自分があり少しの物悲しさを覚える。

遠くの人を想う事、目を閉じ心を使い、想いを託し、文を綴る事も、日本の古来の釣や釣り場の様に忘れ去られて行くのだろうか。

さて、今回の釣り場は筑後川水系の小川。

過去ログのオヤニラミ釣行で出てきた、今の時代に残る昔の小川。

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さて、開始早々アタリが来た。

異常なくらいのクリアウォーター(これでも80cmくらいある)で、釣れない僕に釣れてくれた今年のファーストフィッシュは?

ちなみにクリアなのは、湧き水、伏流水という。
目に見える川の水の量は、流れている全体の1/3とか半分と言われる。半分以上は地下を流れている。

地中の水の温度は15℃前後で周年安定しているから、そういう場所は東京湾で言うと温排水と同じ役目、春の立ち上がりが早い場所になるという。

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そうして、釣れたのはタモロコ。

竹竿で釣ると、小魚でも極上の釣味だという事を知ってしまった。
本当の釣竿は、魚の脈動を、その息遣いまでもを、僕等の記憶に刻む道具である。記憶に刻まれた魚に、記憶を数値化してしまうメジャーなどは要らない。
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お次は、タカハヤ。  

この小川には、オヤニラミが棲んでいる。

その宝石の様な魚に、何年もチャレンジし続け未だに逢えない男と、簡単に釣れますよと言い放つ男が釣った魚達。

そして今回の出逢い。
ムギツク
やっと出逢えた!!ムギツク!!

もちろん釣ったのは名人で、僕が釣ったのではないがこのキス面の横一文字の魚はオヤニラミ生息の真相を裏付ける意味を持つ。

カッコウという鳥と同じ、他の生き物の巣に卵を産み、育児放棄する不届き者、そう、托卵(タクラン)をする魚類がいる。
オヤニラミは過保護なまでに我が子に胸鰭で水を送り続け、ミズクリセイベイという地方名を持つ魚である。

托卵する魚、ムギツク。

子煩悩な魚、オヤニラミ。

この二つの魚はセットなのである。

僕がムギツクに興奮していると、タカヲ氏が少し下流のオヤニラミのポイントに行きますか?と僕の深層心理を察してくれた。

そう、何時でも僕の心はそこにある。

釣れないならば、釣れている者に、聞けば良い。
過去の栄光とか、無駄なプライドは意味を持たない。

僕は若い頃、30歳以上も年上の大先輩に「私にルアーを教えて下さい」と頼まれた事があった。

我が子でもおかしくないヒヨッコに、教えてくださいって言える人間に僕も成りたいとその時は思った。

何を語る事も無く、謙虚さ誠実さ、義理と人情。
それを当たり前に持ってる男はカッコいい。

僕も言うことにした、「釣り方を教えて下さい」と。

昭和ススキ
それでも、平成釣師に釣り負けた僕は。昭和枯れすすき。
思わず歌いそうになるが、 歌ったら本当に負け(笑)

竹宝 たなご竿

匠の作った和竿の世界 「竹宝」 この竿の作者の事がどうしても気になり、調べてみた。

竹宝 石塚 栄さん 千葉県 野田市 関宿の方。
残念ながら既に故人となり、後継者はいるような情報は無かった。 

野田市といえば江戸川と利根川に挟まれた場所、醤油が有名だ。
僕は、その江戸川を挟んで反対側、松伏という所に昔住んでいた事がある、その時代ならこの作者に会えたのか?と思いを馳せてみる。
何かの縁か、偶然なのか・・・・・
そのジャパンクオリティ、職人魂を永遠に。
青空に向かい、今でも使ってますよ!と唱える。
様々な時代を超えて、遠くの誰かに伝わる想い。

何時の日か、そういう釣具を作れる、釣師に成りたいと願った。

アブラボテ

最後に一匹づつ、タナゴの仲間、アブラボテが釣れた。
強そうな色のアグレッシブな魚で動物性の餌を好む。

こうして、僕が一人で始めた、オヤニラミを探す旅に。
実績を持つ釣師という強力な仲間が加わった。

あの魚に逢える日が楽しみであるが、少し苦労してから逢うのが僕の道、近道はしない。

謙虚な男はカッコいいが、意地っ張り、やせ我慢も男の美学。

男達の小さな旅はこれから始まる。 続きを読む
  1. 2013/01/30(水) 21:55:55|
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子供達の原点 漁港にて。

夏の終り、息子達と釣竿片手に、佐賀県の某漁港へ出かけた。
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平日という事もあって、他に釣り人などは見当たらない。
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今日の主役は、この子達。
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カワハギ狙いのイソメ仕掛け、鯵子狙いのサビキ仕掛け。
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二時間ほど夢中で釣って。
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ほら、本命が釣れた。
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海が豊かであるという事、それが当たり前であるという事への感謝を忘れてはいけない。
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そのお命、頂きます、ご馳走様でした。

テーマ:釣り全般 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2012/09/08(土) 23:00:15|
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藍鰓太陽魚釣りのススメ。

なーんだ、ギルか・・・などと粗末に扱われる事が多き、好敵手、藍鰓太陽魚(ブルーギル)様である。
藍鰓太陽魚を外道と侮る無かれ、「じゃあルアーで釣ってみろ!」という提案である。

実際、釣り方次第では、その難易度は渓流のヤマメ以上かもしれない。

外道と呼ばれる魚は、多くは狙って釣るとそれなりに難しい事が多いものである、何の釣りでもそうだが、そもそも、本命が釣れず外道が釣れたのは、釣った本人の釣り方やポイント選定がズレているのである。それを棚に上げて、釣れた魚を恨むなんて、外道を釣った貴方が外道です。

さて、外道を正確に確実に釣る事が出来れば、どうしやたらそれを釣らずに済むのかを理解できると思う。
本来の目的はそこである、どんな釣りでもトレーニングをする事で、より本命に近づく事だって出来るかもしれない。
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プラグでファウルフッキングさせるのなら誰にでも釣れるかもしれないが、スプーニング、シングルフックとなると難易度は飛躍的に上がるものだ。ルアーは2g程度のスプーン、フックはグラン製、きじブドウ針2号、0.4号のラインに、最新では無い、感度無視のグラスロッド、ウルトラライトタックル。

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口の大きさとルアー、針の大きさを見て欲しい。
難易度を上げる事で、ベテランも唸る釣魚に成る事は間違いない。

日本のプリンスフィッシュである藍鰓太陽魚様のバイトは素早く、瞬時に吸い込む、そして直ぐに吐き出す。
そこで、悪戯に素早いアワセなどしてはいけない。
静に反転を待ち、重みがロッドに伝わってから素早くグイっと巻く。

その釣りそのものは、トラウトのスプーニングと何ら変わるものではない。
その日の適正速度を掴み、レンジを刻み、巻きに変化を付けながら、カラーローテーションを怠る事無く、ポイントへ打ち込んで行く。クリアウォーターなら水中で何が起きている時、自分にどんなインフォメーションが送られてくるのか?その全てがルアーフィッシングの基本を教えてくれるだろう。

この釣りを知った日から、藍鰓太陽魚をもう外道とは呼ばせない。

※特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律※
ブラックバス・ブルーギルは特定外来法に指定された外来魚です。
もちろん無闇な放流も、生きたままの移動も、無許可での飼育も禁止されています。
一部、県域の条例などにより再放流禁止の場合もありますのでご注意下さい。

テーマ:ルアーフィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2012/06/28(木) 00:38:45|
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プロフィール

Megaceryle

Author:Megaceryle
■北は青森県~南は九州まで釣歩いた疑似餌釣師です。

源流から沖合いまで疑似餌で釣れると聞けば何処へでも向った時期は終わり、現在は筑後地方での疑似餌釣りを楽しんでいます。

沢のイワナから青物まで何でも釣ったら面白いと思います。

今までの僕は、人から釣を学び自分の釣りにしてきた。
今現在の僕は、人に自分の釣を伝えたいと思った。
此処からの僕は、誰よりも釣を楽しんでやる。

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