コピー (3) ~ b1 東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所             匙型疑似餌針

東 洋 式 疑 似 餌 釣 研 究 所            

もっと自由に もっと深く 人と魚との出逢いを求めて。

我が青春のスプーン達よ

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今更、説明は要らない、投げて水の中を泳がせて見れば、それがどれだけ素晴らしいのか?
わかる人にはわかるだろう、無機質な金属にも命が宿るという事を知り、生涯楽しめるだろう。

テーマ:ルアーフィッシング - ジャンル:趣味・実用

  1. 2014/03/28(金) 23:04:13|
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本流サクラマス 本流をリトリーブするスプーンの世界。

本流リトリーブ用

解禁前に本流のスプーニングをお話したいと思う。
何度か当ブログにてスプーンのドリフトについて記事にしているが、今回はリトリーブで釣るスプーンの話である。
まだ水温の低い時期であれば、ドリフトによるスローな釣が適していると思うが、盛期になるとスローな釣で釣れなくなる時期がやってくる。

流れを横切らせる釣り方、リトリーブによるスプーニングである。
流れを横切らせ、所謂、「U字」を描くのはミノーでやるのは容易に出来るのだが、敢えてスプーンでやる事に意味はある。
それは反転バイトが多発するこの釣り方において、キャッチ率を上げるのはシングルフックを使ったスプーンなのである。
マスは定位している流れのスジを外れてルアーに襲いかかり、咥えた直後に反転して元の位置に戻ろうとする。
「横切らせる釣」はそれを利用した釣なのである。

ドリフトが完全にリールを巻かない釣に対して、「流れを横切らせる釣」はリールを巻きスプーンを流れから外しながら手前に引いてくる釣り方である。

「ドリフト」が縦軸の釣であり使うスプーンも幅広肉厚に対して、横軸の釣は細身で弱いカーブが適している。
なぜならば、引き抵抗が少ないスプーンほど重い流れから外し易いからだ。
それとは逆に流れから外さないのがドリフトだと僕は考える。

つまり「流れを横切らせる釣」それは、「流さない釣り方」とも云える。

ただ巻けばいいというものでは無く、必要以上にラインテンションを掛けると「水面からの飛び出し」「不自然な回転」という釣れない状態を生む事もあるから注意されたい。
リトリーブ速度を 停止を0からはじまり 10で飛出し回転だとすると、5~8の範囲で引いてくる釣り方である。

この釣り方を言葉で説明するのは非情に難しいが、ただ単純に巻いてくるとは違うという事である。
速度5~8の範囲での緩急を付けて、流れに対してギザギザとジグザグともしくはウネウネと一直線では無く曲線や波線で引いてくることで、沈み、誘い、食わせの間、上昇、小ターンというのを流れの中のここぞという場所で仕掛ける。

この釣り方は中流域の利根川サクラマスを釣る為のメソッドであり、この釣法は何度も打ちのめされた利根川で生まれた。
盛期のサクラマスはボトムなんかには居ない。
中層をユラユラしている。
その定位レンジのちょい上を「横切らせる釣」で仕掛けるのである。
ドリフトの釣でのアタリは、ぐぬーっときたり、コツコツとくる事が多いが。
この釣り方では、明確に「ドンッ」と反転バイトをする。

その瞬間、心臓が止まるほどの興奮と緊張をアングラーは味わう事になるだろう。
天国と地獄が共存するランディングまでの時間。
何を考え、何を感じるのかはわからないが、無心に、生涯の記憶を刻むだろう。

そしてこの釣をマスターした時に、ミノーイングの新しい世界も見えるはずだ。
スプーンにもミノーにも使い方の「コツ」に共通点がある。
そこが理解出来ると、「釣れるルアー」に頼らない釣が展開できると思う。

最後にスプーンのドリフトもリトリーブも状況に合わせて使い分けを行うものであり、両方をミックスして使う事が多い。
それはリトリーブメインのドリフトであったり、ドリフト時に流れから抜きターンを大きくかけたり、ドリフトからリトリーブに可変させたりという具合に使う事ができる訳である。

それは、アップクロスで引くとかダウンクロスで引く、リフト&フォールで釣る。
そんな説明しか無かった流れのスプーンの過去の教科書を元に、僕なりに研究した使い方であり「そんなのもうやっている」という方もいらっしゃると思います。
ミノーしか使わない、ミノーしか釣れない スプーンは操作が単純と思っている方にも、もっとスプーンの世界を知って欲しいと願います。

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  1. 2010/02/26(金) 01:11:42|
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本流スプーニング    Daiwa Chinook14g 

僕が利根川のサクラマスを語る上で無くてはならないルアーがダイワ精工のチヌーク14gである。
daiwa ch
誰しも認める定番ルアーではあるのだが、写真左のチヌーク(旧)とチヌー右のチヌークS(新)ではまったく別物である。その差はブランクの厚さに現れているのだが、急流、深棚は旧型が良く、緩い流れは新型が向く。僕の記憶では確か2000年頃よりモデルチェンジされたのであるが、当時は改悪としか思えなかった。ブランクは薄く、実際には12gしか無い新型チヌークSは浮き上がり易く扱い難かった。
遠征に行く度、街の釣具屋をめぐり、使い慣れた「旧型」を買い漁ったので百単位でストックは持っていたが、この手のスプーンにロストは付物であり、相当数は川底に沈み今では数十個がダンボールの中で眠っている。この梅雨に入る時期になると流れの緩い深いプールでサクラ達はユラユラしている。時には深場に沈み、時には瀬にも入るのであるが、大抵は深く緩い流れでユラユラしているものだ。そんな魚が浮き気味の時は新型のスローリトリーブが効果的であったりもするので、一概に新型が駄目という訳でも無い。要するに状況に合わせて使い分ける事ができるのである。僕の基本的な使い方は自分の正面から下流側での操作を行う、斜45度くらいの場所にポイントを見たててアプローチする。三次元にリフトとドリフトを繰り返しながら、ここぞという場所まで流し込む。その時、ルアーヘッドを必ず上流に向けて、ラインを先に流さない用に注意をする。ルアーヘッドを上流に向けるとルアーは手前の岸を目差して流れを横切るのである。そしてその後微妙にテンションを抜きロッドを寝かせるとその場でユラユラとフォールする。再び流されたルアーのテンションが回復してくる。この時、縦のターンを起こし、ルアーは水面方向に徐々に振り幅を広げながら上昇してゆくのである。そしてここでアタリが集中する。スプーンはとかく単調な作業、投げて巻くというのに徹してしまいがちになるが、必ずイメージして仕掛ける釣をすることでより愉しみの幅は広がっていくのである。


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  1. 2009/06/26(金) 23:22:58|
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本流ドリフト用 スプーン

1990年代、釣業界は物凄いスピードでバスブームを巻き起こしバスフッシングやトーナメントが市民権を得た、そこまでは良かったのだが、餌釣を知らない魚を知らない新世バスマン達は、アウトドアブームのファッション的感覚で釣の世界に土足で侵入し、マナーなど知らぬままフィールドに糸クズやルアーのパッケージを投げ捨てて帰る始末であった。

そんな時代に嫌気がさした僕の心はバスから離れて行った。決してそのバス釣が嫌いになった訳ではないが、新しい釣を何か始めたい、色々な魚と出合ってみたい。そんな気持ちから利根川水系の里川でフライフィッシングを始める。そしてその初釣行は偶然ヤマメを釣ってしまうことになった。やがて来年はトンネルを越えて新潟に行ってみようという気持ちが次第に湧いてきた。そう、いよいよ魚野川水系の釣がスタートした。沢でたまに小さなヤマメを数匹釣ると、とても満足な気分であったのを今でもはっきり覚えている。そんなある日のこと、あるベテランフライマンからこんな事を言われる。

「あのよ、魚野の本流にはデカイニジマスやイワナがいるんだぞ、お前ルアーでやってみろ!」

当時、僕は、自称腕に多少覚えのあるルアー釣師だったので、そんなのフライに比べれば簡単だろうと7フィートのスピニングタックルに6ポンドラインでスピナーやスプーンを持って出かけてみた。
確か、山にはまだ残雪の残る季節。雪解けの5月だったと思う。

早朝、塩沢のポイントに到着、早速支度を整えいざ釣を開始するが。

ふと気付いた・・・・この川なんか変だ。

豪雪地帯の本流は素人ルアーマンの僕にはまるで攻略の余地など与えなかった。
北関東の川とは明らかに違う。それもそのはず、豪雪地帯の本流は水量も水勢も別次元の世界だった。それから、この川に10年も通う事になるなんて そんなことその時は微塵も思わなかった。

こうして、僕の本流ルアー釣が始まった。

それが魚野川との長い付き合いの始まりだった。

当然ながら釣れない日々、ルアーを全てロストして、小出の釣具屋に買いに行き、またロストして帰る。そんな不毛な時代は過ぎて行った。それなのに、片道3時間の道程をなんとも苦に感じなかったのは、何回かに一度あの宝石のような雪代に磨かれた本流ヤマメに逢えるからに他ならなかった。

スプーン                      それから10年後、僕の一つの答えは、スプーンのドリフトというスタイルの釣であった。たとえ川幅が広い大川の本流でも、ヤマメの付くスジ目いわゆる食い波は一箇所だ。ほんの僅かなポイントにスプーンを送り込む、テンションを掛け浮上させる、レーンをずらす、また送り込む。キャストは一回、回収までに何箇所かここぞと思うポイントでそれを繰り返す。一箇所しかない場合もあるし、それが数箇所になる場合もある、ポイントによって使い方を変える。それは、雑誌に書いてあるような、リフト&フォールだとか、アップクロスだとかダウンクロスだとかそんな単純な世界ではない。尺物など釣って当然の世界であるし、もっと突っ込んだ世界であの場所で自分の立ち位置を変えずに、掛けた場所で獲りたいという拘りの世界なのである。
言葉で説明するのは不可能かもしれないが、おそらくこのままだとこの釣は消え行く運命にあるのではないか?と危機感を少し感じている。ミノーの釣はイージーでヒットゾーンは曖昧なのである。
本音を言えば、僕はミノーが好きだ。それはキチンと使えば確実に釣れるからだし、釣れないことが怖いからだ。でも、それでは物足りなくなる日が必ず来ることを知っている。
もっと僕が釣師として成長するのには、本流の大ベテラン達がそうしてきたように、スプーンの世界をもっと深く追求することが必要なのである。サクラマスやヤマメやニジマスをそりゃ沢山釣ったけど。
ドリフト釣法で狙って獲ったのが何本あるか、その答えは、10年続けても片手くらいだ。
ただその一尾を生涯忘れることはない、それくらい狙いを定めた一尾は感動を与えてくれるだろう。

きっと数少ないこの釣を求める人たちへ僕の武器を少し紹介します。

マウンテンクリークハウスオリジナル オーバル20 11g15g18g(画像左上)
魚野川全般ではおそらくこれが基本、非常によく出来た本流用スプーンであり、ドリフト時のコントロール性も高い。サイズが大きいなんて思う人がいるかもしれないがそんな事は本流には当て嵌まらない。浮き上がりを抑えた設計でオークラにカーブは近いが、性能はまるで別物である。同シリーズでオーバル15というウイローリーフタイプも有るがそれは盛期のリトリーブ主体の釣に適している。

アングラーズシステム バイト 10g 13g 18g(写真中央)
忠さんのスプーンは現在でも作られている。そして釣れるがガタガタとした動きで高活性時に良かったと記憶している。カラーバリエーションは豊富であり、見た目にも楽しめるだろう。早期はパールピンク夏場は黒にゴールドやグリーンが強かった。

サトウオリジナル アンサー 13g (写真左上と中央のホットタイガー)
エムズが昔は販売していたのだが現在はどうかわからない。実はこの作者の佐藤さんには一度お会いして話したことがあるがとても気さくで良い人柄である。スプーンの事や魚野川の実情を詳しく話してくれた。各サイズあるのだが、ドリフトにはこの13gが格別に使い易い。佐藤さんはトリプルフック派である。その理由は下流側に付いた魚がバイトしてもフッキングが高いからと話していたのが印象に残っている、通常のアングラーよりもワンランクもツーランクも上のトリプルフックを使われているようである。

最後に、これらのスプーンが生まれた土地は、魚野川の流れる町、新潟県小出町である。僕の嘗てのメインフィールドであり、この地に住みたいとも考えていたこともあった。僕達の聖地は、今でも破間川合流、佐梨川合流のエリアだと思っている。なぜならば全てはここに行ったことから、始まったのだから。

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  1. 2009/02/26(木) 23:38:32|
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OLDスプーンの世界

こんなもので魚が釣れるの?釣をしない人であれば誰でもその疑問に首を傾げるであろう。

ことスプーンに関してはルアーの原点であり、その昔は基本であると言われていた。僕自身もスプーンをかれこれ四半世紀は使っている。未だに謎の多いルアーであり、実に奥が深く新たな発見も多い。

使えば使うほどそのコントロールは難しくなり、難しくなれば難しくなるほど釣果は増える不思議なルアーである。初心者でも子供でも誰でも釣れるが、誰でも使い切れるルアーではないと思う。

昨今では管理釣場で使われる代表的なルアーであるがその多くは止水の浅場(3m以内)で使われることが殆どでありダム湖などの深場や本流の瀬で使われることは少なくなった。

18gクラスに15センチクラスの小型トラウトがヒットする事もしばしあるくらいなので、ビックルアー=ビックフィッシュというのもスプーンの世界では当てはまらない。マイクロスプーンでもビックトラウトはヒットするものであり場所やレンジなどで使い分けるべきではないのだろうか。

僕の場合はヒット率の低い魚、存在が希薄な魚種を狙う時ほどスプーンのサイズを上げる方向で使い、逆に魚影の濃いエリアやトラウトの遭遇率が高い渓流などは小型を使う。
パラバン
パラバン サラマンダー バッハスペシャル ノルウェー製 
確かスミスが発売元であったと記憶している。このスプーンも利根川のサクラマス用に使っていたものであり飛びも良く動きも申し分ない。当時価格は800円ほどしたのではないだろうか。ロストすると泣ける価格である。

フランス軍
ルブレックス オークラ フランス製
陽気で明るいフランス製ルアーのオークラ。デザインも仕上げも美しくそれでいて流れの中でも飛び出さないスグレモノ。魚野川に通い始めた19歳の頃、よく投げていたのがコレ。価格は600円前後だっただろうか。

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クサモン レトケ他 フィンランド製 
ラパラの国フィンランドのメーカーであるクサモンにはピッケレというミノーもある。オリムピックが発売元で売られていた。中でもレトケのギザギザカラーは人気があったのであるがカラーバリエーションは意外と多彩であり、レトケの他にもイローナ、スオミ、ルスカなどがラインラップされている。

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ABU トビー スウェーデン製
おそらく昔のルアーマンならば誰のタックルボックスに一つは入っていたんじゃないかと思う。ABUのスプーン代表って感じですかね。トビーのコピーも各メーカーから販売されたりしてある意味ラパラフローティングジョイントの9センチと同じ運命かもしれない。見た目にルアーとわかりやすく、持つ喜びが主たるものなのだろうか。僕も使うことは少なく廉価なコピー品ばかり使用していた。

クロコダイル
ルーハージェンセン クロコダイル アメリカ製
このルアーは一番使込んだかもしれない。肉厚なブランクは逸早く本流のボトムを捉えて浮きにくく扱い易かった。実績も申し分なくよくヤマメをヒットさせていた。色々な意味で僕の間違っていたサクラマス釣りに必要なボトムコンタクトに最適なルアーである。

忠さん 
セントラルフッシング バイト他 日本製
常見忠さんのルアー。価格は300円前後でロストも気にすることなくガンガン使えた。ダムサイト、バイト、マスターアングラー。とにかくこれで沢山釣ったものだった。80年代初めシマノ社から販売されたりもしていた。今でももちろん売られているが当時のものとはブランクが違う。色々な意見があるが忠さんのスプーンは子供の小遣いでも買えて釣れるいいルアーだと思う。僕自身このスプーンとラパラでルアーを覚えたのじゃないかなと思う。僕にとっての宝物かもしれない。

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  1. 2009/01/28(水) 12:10:35|
  2. 匙型疑似餌針
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プロフィール

Megaceryle

Author:Megaceryle
■北は青森県~南は九州まで釣歩いた疑似餌釣師です。

源流から沖合いまで疑似餌で釣れると聞けば何処へでも向った時期は終わり、現在は筑後地方での疑似餌釣りを楽しんでいます。

沢のイワナから青物まで何でも釣ったら面白いと思います。

今までの僕は、人から釣を学び自分の釣りにしてきた。
今現在の僕は、人に自分の釣を伝えたいと思った。
此処からの僕は、誰よりも釣を楽しんでやる。

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